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バッハ カンタータ第106番 「神の時こそ いと良き時」
生まれ育った家に老人はおらず、老いや死はよく分からなかった。10代で病院実習に行くと、病気やけがで苦しむ人に、死にゆく人に、かける言葉が見つからなかった。なんて言っていいか分からず、もたもたした手つきで身体を拭く学生に、震える手で、自分の名前を一生懸命書いてくれたおじいさん、今度うちに遊びにおいでと言ってくれたご家族、初めての患者さんの死、忘れることはない。バッハのソナティナBWV106の2台ピアノを弾く...
Categoryバッハ カンタータBWV106より前奏曲(プリモ) -
急遽2台ピアノ
4月の内輪の演奏会で、急遽2台ピアノも弾くことになりました。元々は、ロココ調の空間に合わせて?の、フランス枠があって、連弾で(フランスの作曲家にちなんで)ラヴェルの亡き王女のためのパヴァーヌ、ソロではバッハ=高橋編の主よあわれみたまえを、それぞれ弾く予定でした。自分的にはもうそれでいっぱいいっぱいだと思っているのですが、せっかく2台あるから2台枠もやりましょうとなり、そうなるといけません、ついついやり...
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