和音の勉強
モーツァルトのピアノソナタK545の2楽章を練習しています。左手はアルベルティバスが延々と続きます。臨時記号がたくさん出てきて動くので、左手を間違えずに並べるだけでも大変!かといってコーラスパートの右手も、シンプルなメロディだからこその難しさが・・・・それはまるでキラキラ星変奏曲の中で一番難しいのはテーマだと先生が言った、そういう類いのように感じます。しかも!右手と左手でふたりが違う動きをするところが...
学ぶのは面白い!
ピアノを再開して10年ぐらい、調は全然分かりませんでした。だけど、インベンションの後半あたりから、先生がよく調を教えてくれるようになったので、調によって音の印象が変わるんだ、調を意識して弾かなくちゃいけないんだ、と漠然と思うようになったのです。先生は楽譜に、最初はヘ長調など書いてくれていたのですが、ある日突然、調が結構変わることもあって変とか書くのが嫌になったのか?ドイツ語でいきなり書き始め、それを...
ピアノで学ぶこと
ピアノで学んだことは、数え上げたらきりがない。ピアノを弾くということそのものはもちろん、1人の師について何かを習得すること、師の教え方が仕事で人に指導するときに生かせたこと、せっかちだったわたしが、練習を通して忍耐強さを知ったこと、王道に近道なしと感じたこと、誰に笑われようと自分が信じたことを貫けばよいこと、自分を好きで応援してくれる少数の人を大切にすればよいこと、本当に優れた人は、できない人や無...
「聴く」ってなに?
昨日、ブロともさんの演奏がすごいと、昔ピアノを習っていた子供に話していた。「どうすごいの?」と子供。「何がすごいって、まず、2声をちゃんと同時に聴けてるんだよ。」「2声って?」「カエルの合唱ってあるでしょ。あれ、2人でずれて歌うじゃない?ああいうの。ピアノ曲は、右手メロディ左手伴奏ってやつが多いんだけど、多声音楽ってのはそうじゃなくて、カエルを歌うパートが何人かいるんだよ。3人とか4人になったりするん...
きれいな音で
連投すみません~(今日は記事三つ目!)ちょっとこれを誰かと話したくて・・・わたしの先生は、ずっと前から、「ゆっくりでいいからきれいに」「自分が聴ける速度で弾いて」「もっとゆっくり、弾ける速度で」などとよく言います。そういえば、前はしょっちゅう拍子で注意されていたのですが、前ほどは言われない・・・・かも・・・。「速くするのは最後だよ、まずはちゃんと弾けるようにすること」も、そういえば最近はあまり・・...