かばってあげよう

仕事の帰り道、シューベルトのアレグレットの出だしのメロディが頭に流れていた。

あ~早く弾きたい~!と思っていた。

譜読み中のアレグレットは、まだまだメトロノームに合わせてみる、にもたどりつかず、小さな子が、「あ・・・るひ・・・おじい・・・・・さん・・と・・・」って感じで一生懸命ひらがなの絵本を読むように、臨時記号の多い中間部の音を出している状態。

ゆっくりでもいいから「あるひおじいさんが、」と言えるように、なりたいなりたい。


その時ふっと、気が付いた。

ピアノが弾けないから、ピアノ習ってるんだよね。

ピアノを弾けるようになるために練習してるんだよね。

うまくなるために練習してるんじゃないよね。

あーこんな簡単なことに、なんで今まで気が付かなかったんだろう~~。



今日、夫と話していた。

「ぱぱぱっと~~さんはパソコン打つんだよ、ものすごく早いの」

「そりゃあそうだろう」

「いやほんとにすごいんだよ、ほんとに早いの!」

「だってそれだけやってるんだし、見ないで打つからだろ。ピアノだって同じじゃないのか。」

「えっ?ピアノ・・・・?見ないと弾けないよ。」

「でも昔よりは見ないで弾けるだろう。」




ピアノを始めた頃、鍵盤を見ないと弾けないと先生に言ったんだよなあ。

うまいひとや先生が、楽譜を見ながら弾くのがすごい!!ってほんとに驚いたんだよなあ。



ピアノって、なんて、なんて、弾けるようになるのに時間がかかる楽器なんだろう。

そういえば、昔はパソコンのキーボード打つのに、打つ音がものすごく大きくて、同僚にからかわれたんだった。りきんでたんだねえ、パソコンでも(笑)

今は、打つときに、ピアノを弾くみたいに、手は楽なポジションで固定されているなあ~。




そういえば、ねむの木学園の創設者宮城まり子さんが、

左手が不自由なお子さんに、右手はおにいさんで、左手は弟、おにいさんは弟をかばってあげてね、と言ったんだそうな、うろ覚えだけど。

わたしのピアノも、キーボードを打つときも、左手は弟だ~。

でも、オクターブを連打するときは、右手よりも左手のほうが楽だぞ。

ツェルニーも、弾けてるつもりの右手のほうが弾けてないことあるぞ。



できないことを、落ち込むよりも、できないことを、かばってあげよう、自分が優しくしてあげよう。

そんなことを、ひとりで考えていた。









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2 Comments

ina-kibi  

NoTitle

なるほど・・・、お兄ちゃんが弟をかばってあげる、か・・・。
世の中、弟の方がたいてい要領よく生きるように育ってますからね・・・爆
結果、兄は弟にかなりフォローされているという・・・。
ピアノもおんなじですね・笑

↓の選曲、素晴らしいと思いました!!
いい縁談が来て、よかったですね♪♪
ぜひ楽しくお付き合いしてくださ~い!!

2016/12/19 (Mon) 14:40 | EDIT | REPLY |   

ねこぴあの  

ina-kibiさんへ

ina-kibiさんこんにちは~!

宮城まり子さんの、「やさしくね、やさしくね、やさしいことはつよいのよ」という言葉に出会った時は(だいぶ前ですが)衝撃でしたよ~。

フォローしてるはずの兄が弟に実は助けられているってこと、ありますね。
結局、おんなじなんですよね。
やってあげてるようで、違うんですよね。

はい~~唐突によい縁談がきました(笑)
お仲人さんに感謝です^^


2016/12/20 (Tue) 13:39 | EDIT | REPLY |   

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