シューマンは歌が好き?
わたしはこのふたつの曲しか譜読みをしたことがないので、かなりの暴言を吐きますが、
シューマンは、歌いながら作曲したんじゃなかろうか?
シューマンの曲は、歌なんじゃなかろうか?
と、いうことです。
なぜなら、アラベスクも、トロイメライも、音域に無理がないのです。
つまり、実際に歌える範囲内にしか音がない。
トロイメライで一番高い音はシの♭です(一番わたしが好きな音♪)。
トロイメライでソプラノ音域の狭さが気になって、アラベスクも楽譜を見てみたのですが、
一番高い音が鍵盤で右からみっつめのラの♭。一番低い音が鍵盤で左からふたつめのド。
アラベスクの譜読みをしたときに、スラーの位置が、絶対シューマン歌いながら作曲したんだろうな~~と素人ながら思ったのですが、今日、きっと自分でも声を出していたんだろうな、と感じました。
いや待て。シューマンは男性だ。ラの♭出せるのか??
案外声質が高音だったとか・・・
「クララ愛してるよ」がものすごい高音だったらイメージ変わるな~~・・・・(;´∀`)
でなかったら裏声で歌ったとか・・・・?男性はラの♭無理かな~~この仮説無理がある??
以前バッハの平均律1巻の16番のフーガに歌詞をつけたとき、ソプラノ音域に無理があったので、一部編曲してもらったことがあるんです。そしてたぶんですけど、実際歌える音域って、案外狭いと思うんですよね。つまり、実際歌える曲って、そんなにないのではないかと。ツェルニーなんか、声が裏返った挙句オクターブ下げて歌わなくちゃいけない曲、多いです。
たまたまこの2曲がそうなだけなのかな?
でも・・・・・・たぶんだけど、シューマンは歌が大好きだったんじゃないかな~~と思いました。
アラベスクもトロイメライも多声音楽だし、きっとそうじゃないのかな~??