葛藤してあきらめて。
練習して少しでもよくなっているだろうか?と思い、今日は録画してみました。
・・・え??
・・・は???
なんで・・・・
間違う間違う・・・・「もぐらたたき現象」です。
なんでだ・・と思いそこを取り出し練習してクリアすると違うところでつまづく。
え?おいおい・・・と思いそこを取り出し練習してクリアすると違うところ。
これはいつも、音が並んで、さあ~速度を少し上げようとか、ここをもっとこうしなくっちゃとかやっている練習の、中盤から終盤で起こるような気がするのはわたしだけでしょうか。
録画が理由なのだろうか・・・・と考え、録画せずに弾いてみると、あら不思議。弾けます。
・・なんだ・・・・だいじょぶじゃん・・・と思って録画すると、弾けない・・・・・。
上記の一連の作業をびっくりするほど繰り返した後、たいていあきらめがやってきます。
「うん。速度を落とそう。」
録画や人前でぼろぼろになるのは、ほんと、たいてい、「実は弾けてないから」。
焦りって、ものすごくやっかいなんですよね・・・。
「何もものすごいレベルを求めてるわけじゃあないけど、せめて、せめて、このくらいでは弾きたい自分」がいて、
「この速さでは無理なんじゃ・・・・」との考えがちらちら脳裏をかすめても、あがいてしまう。あがいてると、自覚なしに「焦った状態」に突入。人には「焦った汚い演奏」となって聴こえ、実際ミスも増えます。
くううううううう~~!!!!( ;∀;)
と、妥協して?あきらめて?潔く?ゆっくり弾こうと考え、実際に速度を思い切って落とすまでには、葛藤があります。
ゆっくり弾けば余裕が出てきて音が耳に入ってくる、それは理解している、なのにどうして引き際が悪くなるかというと、なまじっか、できるときがあるからです。
でも、できた気になっているだけなんでしょうね・・・・・。
なけなしの自由時間となけなしのお金を使い練習して発表会に出たりするわけで、ついつい、頑張った分だけの成果がほしくなるのは、しょうがないじゃないか!!!(ノ`Д´)ノとも、思います。にんげんだもの。
せめて、せめて、このくらいは・・・・・・という、ささやかな願いもかなわないくらいに、ピアノってのは果てしなく難しい世界です・・・・・(;´・ω・)