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情熱大陸リベンジ

葉加瀬太郎の情熱大陸の連弾を本番にのせたのは6月のねこカフェ発表会だった。

最初は他の人とするつもりで練習していたのだが、お相手の方との計画がとん挫してしまった。

でもせっかく練習したしやっぱり弾きたい。

ので、以前、ブラームスのハンガリー舞曲のお相手の都合がつかなくなった本番で、急きょお相手をお願いしたS氏にお願いすると、快諾してくれた。

そこで練習を再開して先生のレッスンに持っていくと、もっといいアレンジがあるということで、想定外だったがもっと難しい譜面にすることに。

今までわたしは連弾をするときは(最初の1曲を除いて)、ある程度音が並ぶようになると、必ずお相手の方の演奏音源をもらいそれに合わせて練習していた。

しかし情熱大陸は初めて、お相手の音源が手元になかった。

しかも、この曲の連弾はYouTubeで探すとえらくたくさん出てくるが、同じ曲はほとんど見つからなかった。

同じ曲だと思う動画はありえないほど速い。こんな速度の音源に合わせて練習できるわけがない。



やむをえず、普段は地道にメトロノームで合わせ、本番までに2回合わせ練習をした。

想像通り、ネックになったのは指が動かない、とかじゃなくて、リズム感の欠如だった。

相手の音を聴く余裕がないわたしに先生は、聞かなくていいからひたすら拍を刻んで自分の音を出せばよいとアドバイスしてくれた。



そうして本番の日、必死に足拍子をとった。

相手の音はやっぱりところどころしか聴こえなかった。落ちないようにするために必死だった。

超有名な「タッタタ、ッタッタ、ッタータッタ」のリズムがしょっぱなから崩れているのが、セコンドの音と合ってないのが弾きながら分かった。弾きながらどうにかして修正しようとした。けどできなかった。

中間部のアドリブのところでは、それほどまでも必死に弾いたのに、出だしで拍を1個抜かした上に、全体的に拍子は崩れまくっている。よくもまあS氏はこれに合わせてくれたもんだと、恥ずかしいやら、情けないやら。しかも、アドリブの後半でわたしは落ちた。一瞬の出来事だったが頭が真っ白に近かった。どこを弾いているのか分からない。あの時Yさんが譜面を指で差してくれなかったら、わたしは戻れなかったかもしれない。正直に言えば、楽しかったけど、悔しかった。



12月にクリスマス会をやると先生から言われたとき、わたしは真っ先に情熱大陸が浮かんだ。リベンジしたいと思った。

もうあんなのは嫌だ。ちゃんと弾きたい。

リズムはまた崩れてしまうかもしれない。でも、拍を1個抜かすとか、落ちてどこを弾いているか分からなくなるのはもう嫌だ。だから練習のために、ソロで弾く曲は易しい曲にしようと思った。での、クリスマスソングとなった。

クリスマス会でのわたしのメインは情熱大陸だ。

今度こそ、落ちないようにしたい。中間部は暗譜するまで、指が勝手に動くようになるまで、練習したいと思っている。

そして、できるなら、相手の音を聴いて、楽しみながら弾きたいと思っている。


同じ楽譜の連弾動画(わたしではありません)