読める楽しさ
大好きなバッハだからとかはもちろんそうだけど、大きな理由があったのです!
過去記事←でも書いたのだけど、単純に、音符を追っかけると音が出ることが、曲になることが、楽しくてたまらないのです!
たいていピアノって2段あります(3段もあるけどそれはおいておき)、ピアノ再開当時は、いやたぶんバイエルの子供時代も?上と下を同時に読むなんてできなかったと思うんです。
片手だけでもつっかえながら。五線を超えた音符はすぐには理解できないから数えたりして。
いや今だってもちろんつっかえながらなんだけど、それだけじゃない、鍵盤の感覚が、だいぶついてきたと感じるのです!
(過去記事←2年前には鍵盤ガン見弾きでもいいじゃないかという記事を書いてます)
楽譜を見ながら弾くってことは、音符→脳→鍵盤の過程がスムーズじゃないとだめなんだけど、ここには絶対的に鍵盤感覚も必要だし、指さばき?に無駄な動きがあっても次の打鍵を間違いやすかったりすると予想するんです。
ああ・・・・
ピアノ再開当時、ヘ音記号の意味も分からなかった。
楽譜を暗記じゃなくて鍵盤の位置を丸暗記して凝視しないと弾けなかった。
弾いてない指はいちいちピーンと立って、猫背で、椅子の高さも分からなくて、YouTube聞きながら楽譜を見てもどこ弾いてるのかわからなくて、人前で弾くときは、手も足もぶるぶる震えて、親から「あんた今からピアニストにでもなるの?」と言われて、削除しても何度も「へたくそな汚い音を出して恥ずかしくないのか」とか批判コメントがきて、それでもどうしてもピアノが好きで好きで好きできれいに弾きたくて弾きたくて。
ここまでくるのに、9年かかったんだなあ。
ずっと教えてくれている先生にひたすら感謝。
お会いしてる人もブログだけの人も、交流のあるピアノの仲間に感謝。
そして・・・
ピアノを弾かせてくれる家族に感謝。
なんだかわたし、泣きそうだ。
ばかみたいだね。
昨日狂ったようにピアノにへばりついての譜読み二日目、今日の938。繰り返しはなしで。強弱とか何もわからない。
狂ったように、じゃなくて、キチガイだ、それでもいい!へたくそって言われてももう平気!ピアノが好きだ!