もしも家庭内にバッハ弾きがいたら

某SNSで、ピア友さんの息子君がバッハの小フーガを暇さえあれば練習しているとつぶやきが。

・・・なんて素敵な少年なんだ!!!(*゚▽゚*)

ショパンでもベートーヴェンでもなくバッハってとこがツボ。



うちにそんなひとがいたらどんなにいいだろう。

休日に家事をしていると聴こえてくる小フーガや小プレリュードやインベンション・・・・

時がたったらきっとシンフォニアや平均律になっていくだろう。

しかもそれが男子ってところがまったくもってよい!!!



でも待てよ。

ずっと前に、幻想即興曲をレッスンで見てもらっている時、「ちょっとぐらい間違ってもわかりゃしないですよね」とのたまったわたしに先生は、間髪入れず、 「わかるよ!この曲はすぐに分かるよ!あっまた間違った!あっ間違った!ってなるよ!!」と言われたことを思い出す。

・・・大好きなバッハを、ゆっくりから徐々に速度を上げていくような誠実な練習法ならいいけど、

ものすごく汚い音でいきなりべらぼうに間違いながらバリバリ弾いていたらどうしよう??



そんな音を年中聴くこと自体ストレスになるのでは・・・・(先生ごめんなさいごめんなさい)。

そもそもわたしは、人の会話なら平気だけど、音楽が流れていると意識がそっちに集中してしまうので、川のせせらぎとか小鳥のさえずりとかそういう系以外の音楽をBGMにして勉強ができない。

娘がピアノ習っている頃は、スタートから先生に習っていた子供の音は親バカだろうととてもきれいだったので、間違えながら繰り返しの壊れたレコード練習をしても耳障りではなかった。



・・・・・そうだ。

拍がめちゃめちゃ不安定だったらどうしよう?

音楽が流れていたら聴きながら勝手に拍を刻んでしまうのに、不自然なほどにものすごく揺れていたら・・・

もう耐えられん!!!\(`□´")/ と、バーン!とピアノ部屋に入って、「ちょっと!!ちゃんとメトロノームで練習しなさいよ!!」とつい言ってしまい、親子関係にひびが入るかもしれない。

娘の時は・・・・これまた、もともと吹奏楽で低音楽器をやっていたの子なので、拍がものすごく安定していたんだった(親バカですが何か)。



大好きなバッハを、ショパンチックに弾いていたら???しかも自分に酔っている風だったら??

やめーーーーーい!!!!品よく弾け~~!(ノ`Д´)ノ~と怒りだしてしまうかもしれない。



ましてや、わたしの子供なんだから、大好きな思い入れのある曲に、へんてこりんな歌詞をつけていたらどうしよう!!!

つけているだけならまだしも、声に出して歌っていたら???

ごめんない!!ごめんなさい!!←誰に謝ってる。



はっ・・・・。

家じゅうを走り回って、ハアハア言いながら突如ピアノ部屋に入り、照明を落としてお辞儀をしてから弾いていたら??

それだけならまだしも、弾く前の自己紹介をにやにやしながら練習していたら?・・笑うのを我慢できる自信はない。



それに・・・


「また間違った!」とか「違う違う!!」とか、独り言が多くて声が大きかったら?

その子がわたし並みにピアノキチガイだったら?確実にピアノのとりあいにもなるだろう。

わたしが専業主婦なら昼間弾けばいいだろうけど、夜しか弾けないとなると、親といえど快く譲る自信はない。


それに・・・

バッハについて、ものすごいウンチクを語り出すならまだしも(むしろ歓迎)、えらいと勘違いして知識がない人を見下したり、個人の主観をいかにも絶対であるかのように考え出したり、下手な演奏を笑ったり、趣味に合わない弾き方を鼻で笑いだしたら・・・・?

「・・・・あんたちょっとそこに座りなさい!!(# ゚Д゚)」と泣くまで説教してしまうかもしれない・・・。



ま、妄想ですけどね・・・(;´∀`)

もしかしてもしかすると、バッハについて一緒に語り合えたりと素敵な親子関係にもなれるかもしれないが、そのために必要なのは、よい指導者かもしれないなあとふと思った。

ピアノの先生とか、吹奏楽の先生とかっていうのは、演奏技術だけを教えるもんじゃないんだもんねえ。

音楽に対する姿勢とか考え方とか、むしろそっちのほうが重要なことなんだろうと、思ってもいる。ツェルニーが指定速度で弾けるかどうかよりも。


































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12 Comments

ねこねここねここたつでねてる  

ちょうど今日・・・

今日の記事には爆笑です。 私、ちょうど今日、バッハの新しい曲を、ねこぴあのさんが書かれたように弾いておりました。 指使いを考えるところから始めて、メチャクチャ間違えて、そこを大きな音でしつこく何度も練習したり、弾けるところや好きなところは速いテンポですっ飛ばし、旋律がセンチメンタルなところは酔いしれてショパンチックに。 誰にも聞こえなかったことを祈ります。何よりも、ねこぴあのさんに聞こえて「やめ~い」と叱られなくて良かったです。 

2017/12/24 (Sun) 22:55 | EDIT | REPLY |   

Nekoushi  

ねこぴあのさん、面白すぎです!!笑
これを読んで笑い転げている姿を見られたら、私は単なる不審者Σ(゚д゚lll)!!

私がねこぴあのさんの子供だったら(←なんで?笑)…。

・バッハをショパンのように弾いて怒られる
・メトロノーム使いなさいと怒られる
・「お母さん」じゃなくて「ねこぴあのさん」と呼ぶ
・ピアノについての親子の会話をレッスン記に仕立ててブログの記事にする(笑)

2017/12/25 (Mon) 18:11 | EDIT | REPLY |   

ゆりこ  

私も、面白すぎて、笑いをこらえるのが大変だったんですけれども、


「音楽に対する姿勢とか考え方とか、むしろそっちのほうが重要なことなんだろうと、思ってもいる。ツェルニーが指定速度で弾けるかどうかよりも。」


なんだかじーんとしてしまいました。本当にそうだなあって思います。

2017/12/25 (Mon) 20:30 | EDIT | REPLY |   

Freuen-musik  

あはは〜 相当な教育ママですね。
我が娘が小さい時はまさしくねこぴあのさんが書かれたような状態だったですよ。
でも今は後悔しています。好きにさせてやればよかったと〜
そんないちいち練習過程を聴かれていて文句を言われたらたまりませんよね。
末娘は練習を聴かれるのが嫌で、クラヴィノーヴァにヘドホーンをしてカタカタ音を立てながら
必死になって練習していました。
人に練習を聴かれるほど嫌な事はないのです。

2017/12/27 (Wed) 09:29 | EDIT | REPLY |   

私はタワシ  

今年も、一年間、「ねこぴあのさん妄想劇場」を大いに楽しませていただきました。もちろんその裏に(いや、表にも)並々ならぬピアノ愛があることは、みなさんよくご存知のことと思います。
来年も楽しみにしてますね。
チェルニー30番はたぶん来年早々に卒業になるでしょうけど、今度はその枠で(?)伴奏レッスンが始まるんですよね。伴奏だと歌詞があらかじめあるから、妄想の余地は少なくなっちゃうのかな?笑

2017/12/27 (Wed) 09:36 | EDIT | REPLY |   

ねこぴあの  

ねここたつさんへ

(笑)(笑)

ふと考えたことをつらつらと書いて笑ってもらえてよかったです~。
わたしもよくねここたつさんには笑わせてもらってますので、お互い様ですね♪

暴走して酔いしれて弾いて、ハッとしてふりかえるねここたつさんを想像してしまいました~(笑)

2017/12/27 (Wed) 22:34 | EDIT | REPLY |   

ねこぴあの  

Nekoushi さんへ

ブログネタになるんですね!(笑)
しかもねこぴあのさんと呼ぶんですね、なぜ~~(笑)

自分は子供時代親からも先生からも怒られてばかりでピアノが大嫌いになってしまったので、実際には自分の子供には一切口を出さなかったんですよ。
ときどき、練習するようにいうくらいで、ピアノで怒ったことは一度もないですね、そういえば。

2017/12/27 (Wed) 22:38 | EDIT | REPLY |   

ねこぴあの  

ゆりこさんへ

ゆりこさん、この記事で一番言いたかったことは実はそこだったので、ありがとうございます^^

子供の吹奏楽の時の先生が、大会の時に下手な演奏を笑った子供たちを叱ったんですよ。
「笑うんじゃない。あの子たちが悪いわけじゃない。」って。男の先生だったんですけどね。
それを言われた子供たちは皆シーンとなりましたし、わたしもハッとしたんです。

2017/12/27 (Wed) 22:41 | EDIT | REPLY |   

ねこぴあの  

Freuen-musik さんへ

Freuenさんは専門家ですから、練習を聞かれるお子さんは、音楽をやらないお母さんに聞かれるよりずっと嫌かもしれませんね。
今では、娘さんと音楽の話をできたり一緒に音楽を作ったりと、素晴らしいですよね。

汚い音よりも拍がめちゃくちゃなのが案外一番嫌かもなあと記事を書いてから思いました。
ピアノを再開した当時の自分がこの記事を読んだらびっくりですきっと(;´∀`)

2017/12/27 (Wed) 22:44 | EDIT | REPLY |   

ねこぴあの  

タワシさんへ

妄想劇場をお楽しみいただけて何よりでした(笑)

ツェルニーは短くて単純な曲なので妄想するにはぴったりでしたね~。
今日も練習している時また記事とは違う歌詞が浮かんできて、ほんときりがないです。

でも妄想は不便なときもありますよ。
イメージが自分の中で固定してしまっている時もあるので、レッスンでときに「わたしはこう弾きたいんです」と先生の指示と違うことを言うことも(;´∀`)

2017/12/27 (Wed) 22:49 | EDIT | REPLY |   

Nemup(ねむぴ)  

遅ればせながら・・(そーっと)
もうね、これまでピアノの取り合いなんて全然なかったんですが、最近デジピのオルガン音にも飽きてきたのか、ピアノで弾きたがって醜い争いが勃発してますよ。

O先生に小フーガもレッスンしてもらって、小6で自力でここまで弾けたらすごいねって褒められてご満悦でした。短い時間だったけど、難しい箇所や鍵盤の事情で弾きにくいところのコツを教えてもらって、苦手のトリルの練習方法を教えてもらって、楽しそうに練習してます。

あんなややこしい曲弾けるのに、ラジリテ(ツェルニーみたいな練習曲)のイ長調のスケールだらけの曲が全然弾けない(どこが黒鍵か分からずあてずっぽうに弾く)のはどうして・・?!バッハ以外は全く興味がなく困ります。

あ、ちなみに小フーガにはふざけた歌詞がついた動画がYoutubeにあって、その昔流行った「鼻から牛乳」的に小学生にはちょっと有名みたいです。「はーげ、はーげ、そんなのやーだ」とかいうんですよ・・e-259
多分学校で弾いたら「あ、はげの歌だ!」とか言われちゃうんだろうな(汗)

2017/12/30 (Sat) 09:58 | EDIT | REPLY |   

ねこぴあの  

ねむぴさんへ

争いが勃発してるんですか?!

充実したレッスンになったようでよかったですね~きっとこれでますますバッハが好きになりますね♪むふふ。

バッハ以外は興味がなく、いいじゃないですか~~いいじゃないですか~~
わたしも好きな作曲家が偏ってます。
「好き」があることって幸せなことですよね。

ふざけた歌詞って、まさかおにぎりじゃないでしょうね・・・(笑)



2017/12/31 (Sun) 00:19 | EDIT | REPLY |   

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