左腕の痛み
以前腱鞘炎になったときのような場所ではないし痛み方も違うので大丈夫だとは思うのですが、痛いままぶっ通しで弾くのはさすがに危険なので、繰り返しできません。
なので、痛くならないところまで速度を落としたり、リズム練習にしたり指挙げ練習にしたり・・・・・。
ついに2018年になったので、2010年に開始したツェルニー30番はなんと8年になるんです。
ツェルニーだけ見てもらっていたわけではなく、バッハと交互なので時間がかかっていますが、こんなにやってる人、見たことも聞いたこともありません。
何度も何度も、もうやめたいと思ったり楽しいと思ったりを繰り返してきたツェルニー30番。
最後の曲の30番は、やっぱり今でも「女王様の靴わたしがもらった女王様の靴どこでも歩ける♪」などと聴こえます。
29番のようななめらかできれいな真っ赤なドレスはまだ着れない。まだ粗末なドレスを着ているけど、そのドレスの下には、ぴかぴか光る、今まで努力してきた証の、先生とやってきた年数が、たとえ誰にも見えなくても、自分の心の中で、誇らしい気持ちにさせてくれます。
「ここからが、ピアノのスタートなんだよ」
「さあ、靴を履いて、出かけておいで」
そんな風にツェルニー先生がわたしに言っているかのようです。
本当は40番に進んだり30番をもう一度やると力になるらしいけど・・・
今はとにかく、コツコツコツコツ、メトロノームの速度をひとつでもあげられるように(腕が痛くならないように)練習するとしましょう。
肩があがってるよ。ほら、肘も気を付けて。4の指、あがってないよ?左の音聴いて。
左だけで弾くと、右のように弾けなくてでこぼこ。縦もだめだけど粒も怪しい。右手でカバーしてるからましってだけ。これじゃあまだだめなんだろうなあ。
レッスンに出したら先生はきっと「左だけ弾いて」って言うなあ。
でも、こんなんでも、ずいぶんよくなったよ、最初よりずっとよくなったよ。
努力って、報われるんだ・・・・。
今日のツェルニー↓