左手練習
ツェルニー30の30番がものすごく難しいからです。
とある方の記事で、腕が痛くなるときは片方の手で腕を支えながらゆっくり弾くとよい、的なことが書いてあったので早速試してみると、なるほどこれは効果がありました。腕に力が入っているのがよくわかったのです(ありがとうございました)。
腕に力が入るときはどうしたらいいのか、との問いに、とある方は「ゆっくり弾くこと」とおっしゃっていたことも思い出し(ありがとうございました)、とにかくゆっくり弾いてみました。右手で左の前腕を持ちながら。
すると、とてもゆっくりやっても、左手でちゃんと弾けないことが判明・・・・( ̄□ ̄|||)
なんてこった・・・・・これは、
「わあい♪四分音符100まできた♪(*´▽`*)」 とか言っていた自分に、
「馬鹿ッ!!!\(`□´")/ お前の耳は飾りかい!!!耳の穴かっぽじっておとといきやがれ!!」と言いたくなるぐらい、情けなくなるほど、ほんとに弾けない、弾けてない。
脳内の葛藤はさておき、はた目には、「・・・・・・・・・」と無言で無表情で、静かにメトロノームの速度を落とす。
そうして、左手だけの練習をやり直していたのでした、ここのところ。この間のレッスン以来ずっと。
すると・・・・
あれ?腕の力抜けてる・・・・??(゚д゚)となり、
何この感覚・・・・あ・・・・またきのこだ・・・・となり(鍵盤からきのこが生えてくるような、鍵盤と手がつながった感覚)、
今日にはようやく、左手で下降するときの3番からの4番ができないために苦労していることに気が付きました。
なんでこんな簡単なことに気が付かなかったんだろう・・・・できないところ、ここも、ここも、あ、ここも、3番4番。
手元を凝視しながら、ひたすら左手の音を聴くように弾いていたら、
あ・・・もしかすると・・・・ピアノって、こうして、ひたすら弾かないといけない過程ってあるのかも・・・と思いました。
まだまだ、気を抜くと腕に力が入ってしまうし4番の音が小さくなって粒がでこぼこになります。こんなにやっても、まだ全然、ちっとも、速くは弾けません。
でも、汚いまま速く弾く練習をするより、きっとこっちのほうがいいはず、と自分に言い聞かせています。
指挙げも取り入れています、これの効果には即効性があって地味に驚きます。
コツコツコツコツ、最後の曲だもん、鍵盤の底を感じながら、丁寧に練習しよう。
きっとこの曲が終わるころには、左手で滑らかに弾けるようになるはず。不器用で卑屈だった左手君、堂々と歌えるようにするから、待っててね!