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左手を聴く

仕事からへとへとで帰宅したけど、30分だけでもと、ピアノのふたを開けました。

約5畳のピアノ部屋は、湿度管理のためか、いつでも同じ空気でわたしを出迎えてくれます。

初めてこの部屋にグランドピアノが来た時の現実感のなさは、今でもはっきり覚えてるし、きっとこれからも忘れないでしょう。



さて、今日もツェルニーの練習。

まず弾きやすい速度で弾くと、四分音符84でした。

その速度でも怪しいところがあるので部分練習していると、重心が不安定になることや、左手5番の離鍵が遅いことなどに気が付きましたが、

何よりもはっきりと気が付いたことが。

・・・え・・・もしかして、今まで全然、左手の音、聴いてなかったの?(@_@)





このところ通勤で自分のツェルニーを聴いていて、とりわけ、左手を聴くようにしていたのです。

すると、びっくりするほどに、左手を聴いてなかったことが判明して、

気を付けて聴きだしても、意識がそがれてまた意識が右手だけになったりしてて、

ユニゾンが苦手だった理由がちょっとわかった気がしていたのですが、

今までよりもずっと、

いえ、たぶんきっと、

生まれて初めて、ユニゾンの左手をまともに聴いていることに気が付いたのです。

まじか~~~~・・・・・・・(゚Д゚;)できないわけだよ・・・・・・

ひたすら左手の音を聴きながらちょっとずつ速度を上げていくと、

四部音符100まで来て、ちっとも気持ちよくないどころか、ふわふわと上滑りの音を出していることに気が付きました。

・・・・・・きのこじゃない・・・・・・どのぐらいの速度ならきのこなんだろう?(※きのこというのは、鍵盤の底を感じる、弾いていて気持ちがいい、まるで鍵盤と手がつながっているかのような、主観的な感覚です)

そう思って、ゆっくり弾いてみると、なんとそれは、最初に弾いた、四分音符84でした。



・・・・・・なんで・・・・・ゆっくりじゃだめなんだろう・・・・・

気持ちよくない練習をしていたら、きっとみんな、ピアノが嫌いになっちゃうよ・・・・・

ピアノを弾くのはとっても気持ちがいいことなのに・・・・



わたしには理由はわからないけど、とにもかくにも、練習しました。

なんだかわからないときは、師匠を信じてついていく、これしかないですもんね。

たとえ30分でも練習するたびに発見がある感じ。

なんだかわからないけどやらなくちゃいけないときって、あるのかもしれないですね。









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2 Comments

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2018/02/10 (Sat) 23:11 | EDIT | REPLY |   

ねこぴあの  

鍵コメさんへ

鍵コメさん、貴重なご意見ありがとうございます。

>『生徒さんにゆっくり練習するように言うと、筋肉の動きまでゆっくりしてしまうことが多いが、それでは、本来のスピードのなかで筋肉と対話することができない。「本当のテンポ」のなかでの動きを指にきざみつけてから、タッチのスピードはそのままに、全体のテンポだけ遅くすると良い。』(「ピアニストは指先で考える」…青柳いづみこ著)

そうなんですね・・・
速く弾く練習とゆっくりきれいに弾く練習は別物なのではと常々疑問に思っていて。
そりゃあ速くきれいに弾けたらそれがもちろんいいんですけど、YouTubeで速く弾く子供の手での粒のそろったツェルニー30の30を見ていると、あ、こりゃあ無理だわと感覚で悟ります。

できないのを年齢のせいにするのは本来は嫌なのですが、子供がやるツェルニーと中年スタートのツェルニーでは意味合いが全く違うのではとも思っていて。

今日もレッスンでいきなり速く弾いたら手首が痛くなって先生にも注意されました。
ほんと気を付けないと、ですよね・・・(・_・;)



2018/02/11 (Sun) 16:48 | EDIT | REPLY |   

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