N先生の兄現る。
速度が上がると今度は耳が追い付きません・・・・(;´・ω・)
ぱらぱらと左手が動くことが単純に楽しくて嬉しくて、速度を上げて弾いてから録音を聴く。
左手の音量がぼこぼこなのは分かるけど、縦はそろっている気がする(懐疑的)→何度も聴く→そろっているような気がする(でも不安)→左手の音に意識を集中して疑いを持って何度も聴く→オオーーノウ・・・・・!!(;゚Д゚)やっぱ縦ずれてる・・・・・なぜ、なぜ分からないんだ・・・・・ホワイ???
こんなんでレッスンで弾いたら・・・・弾き終わってやや放心しつつややドヤ顔をするわたしにきっと先生は速攻で「ずれてるよ、もっとゆっくり弾いて」と穏やかだがぴしゃりと言い、わたしはきっと心の中でえええ??ずれてる??(@_@;)と思いながらゆっくり弾いていたことだろう。そう。いつもの光景。
なぜっ・・・・なぜ、ずれているのが分からないのか。ほんっとに馬鹿なのか。救いようがない気がしてくる。もう8年もやってきてるのに・・・・わたしの耳・・・ううう・・・・・( ;∀;)
すると、鍵盤の前で打ちひしがれる中年女の前に、Nekouma先生(ブロ友Nさんの架空の先生の兄)が登場しました。
「だいぶ落ち込んでいるようですね。できないことには必ず理由があるんですよ。なぜ、左手の音を聴けないか考えてみましたか?」
「えっ・・・・(ていうかあんた誰・・・)意識が足りないから・・・?」
「違います。速すぎるテンポで弾いているんです。聴こえる速度で弾いて、それを本当に少しずつ、徐々に速くするんです。」
「・・・・やってます・・・・でも、できないんです。」
「いいえ、やってません。ちゃんと聴かないで速度を上げています。」
「練習を見てもいないのに、なぜ分かるんですか。」
「動画を見れば聴けばわかります。もっとちゃんと聴くように。速度を上げるのはそれからです。」
「・・・・・・・(やや泣きそうになりながら)頑張って・・・・腕の力がやっと抜けつつあるとこなんです。」
「・・・・あなたは、レッスンで何を求めてるんですか?ほめられることですか?頑張っていることを認めてもらうことですか?趣味ならまあいいでしょう。時間もありませんしね。でもわたしたちの世界では、反吐を吐くほど練習するのが当たり前なんです。いい音楽を作ることが目的ではなく、ほめてもらうことが目的なら、サービス業の先生の所へ行けばいいのではないですか?」
「・・・・・・あなたは、いったい、誰なんですか?」
・・・沈黙が流れる。
なあんてね(´・∀・` )
妄想劇場はここまでにして、縦も粒もそろわない今日のツェルニー。
目を背けずに現実を受け止めろーーーーってことで。
あーあ。一生ツェルニー30番弾いてたらどうしよ・・・・(;´▽`A