ツェルニー30番&ピアノ生活10年を振り返る
終了したらぜひとも後半の記事を書こうと思っていたのですが、なんだか終わったら気が抜けて、すっかり忘れていました(;´▽`A
が、記念に?やっぱり記事にしておこうと思い立ちました。でないと老化によりどんどん忘れてしまいそうで・・・・(笑)
過去の前半の記事
さて。
16番 気が付かないだけでもしかして脳梗塞なんじゃ??と思うほど、特に左手が思うように動かなかった。ほんっとに難しかった・・・。フォルテで始まる曲とか速い曲とか嫌いだ~~(´;ω;`) ←ツェルニーは速い曲なんじゃ・・・
17番 「女の子たちの内緒話」。なんと初回レッスンで合格した記憶が!拍子抜け。初回で合格したのは11番とこの曲だけだった。
18番 「にゃんこが歩くよ」。メスのにゃんことオスのにゃんこがきれいに優雅に音を立てずに歩く曲。途中もう1匹でてくるところも。鍵盤に指を置いて、触ってから弾く、うるさくない音でたたかないで弾く。これがどんなに難しいことかを学んだ曲。
19番 馬がパカッパカッと走る、「馬のプロポーズ」。(いつもYouTubeで参考にしていた)根津先生のイメージ以外にないでしょう!!というほど、タイトルがぴったりな曲。わたしと根津先生のイメージはいつも違うけど、これはほんとに馬。ほんとにプロポーズ。根津先生に完敗。←何様??
20番 「シャボン玉」。このころから、楽譜の音符を追う脳の速度が手の動きに追い付いてきた・・ような。初めての現象に、楽譜を見ながら弾くかそれとも鍵盤を凝視するか、悩んだんだった。ということは、ようやく教本に脳と手が一致してきたのか??いや、速くは弾けないんだからやっぱ違うのかな・・。
21番 「雪の精の子供たち」。根津先生は「UFO」でした、それも分かる~~。手がばたばたしないように、手の甲に消しゴムのせて、メトロノームに合わせて、ほんとよく頑張ったな・・。毎日毎日・・・。
22番 最初は「宝探し」だと思って、それをなんと先生に説明した記憶が(;´▽`A ところが全然できるようにならず、途中から永遠にまりをつかされる地獄絵図のような「悪魔の手まり歌」に変化した曲・・・・。四分音符120を指定されたができるようにならずに終わりました。悔しかったな~・・。
23番 これはもう言わずと知れた(ダレニダヨ)、「子猫のエチュード」。二匹の子猫がずっと仲良くじゃれ合う曲。好きすぎてなんと本番で弾きました。しかも勝手に作った前奏までつけて・・・(´∀`;) さらには歌詞まで作った→23番の歌詞。 右と左の音がずれているのが分からなくて、耳がどうかしてるんじゃないのか、じゃあなぜ聴力検査でひっかからないのかとかまで考えた・・・。3度ってほんとにきれい。そして難しい!
24番 「お人形の姉妹」。これも好きだった~!かわいいかわいい曲。この辺から立て続けにレッスン2回目で合格という事態が続いたような。
25番 道筋を作る曲。道筋作って道筋たどろう♪きれいにたどろう道筋作って♪となぜか脳内で聴こえてきて、きれいな道筋にするにはどうしたらいいかひとりであれこれ頑張っていた。このころほんと妄想全開だったな~。
26番 この曲集で唯一の短調。さぞかし萌えるかと思いきや、自分でも意外なほど萌えなかった。指を置いて弾いて弾いて♪と歌詞が聴こえてきた。感情が先走りがちでテンポキープが難しい、自分の中に指揮者を育てようとした曲。
27番 手が交差する「音符の子供たち」右手の伴奏型が難しかった~。あれっ?もしかしてツェルニーって・・・実はドSなんかじゃなくて(オイ)、ほんとは優しい人なのかも・・子供が大好きなのかも・・??と考えるようになった曲。
28番 「おもちゃ箱」。和音をきれいに出すのがこんなにこんなに難しいとは!24番からこの曲ぐらいまでは一気に進んだ記憶。
29番 「女王様のビロード生地」。もう、これ以上は無理!!!とばかりに、できないけど終わらせてもらったような感じ。噂にたがわず、難しかったです・・・。わたしにはこれは全曲の中で一番難しく感じます。
30番 「女王様の靴」。これは29番の続編で、女王様にビロード生地を作ったので、女王様からきれいな靴をもらえて、それを喜んで履いている曲。その特別な靴があればどこでも行ける、さあ、その靴を履いて次(40番練習曲)に行って今度はドレスを手に入れるのよ!!みたいな(ドンナダ)。できるようにならなかったです・・・・・どこでも歩けるどころか、靴擦れが痛くて辛くてギブアップしました( ;∀;)
ツェルニー30番の動画↓ ※注 へたくそです。
ふう・・・・。
振り返ってみると、素っ裸で全力疾走で、派手にすっ転んで膝から血を流して涙も鼻水も出て、それを笑いながら見てる人もいるんだけど、誰よりも遅く、呼吸するのも苦しくてお腹が痛いけど、それでもゴールまで行ったら、みてくれている人がいました。
この曲集を始めてから8年経ちました。
始めたときは違うブログをしていて、そこでできた友達たちとは、色々あって縁遠くなってしまいました。
「ねこぴあのおと」を始めて、そこで最初にできたピアノ友達仲間も、その前からつきあいがあったピアノ仲間も、終了に至るまでには、変化もありました。
ツェルニー30番の後半にかかると、終わったら喜び勇んで記事を書き、できればたくさんの人におめでとうと言ってもらいたいと思っていました。
子供の頃、バイエルが終わると同時にピアノを辞めて、その時、誰からも、おめでとうと言われなかった暗い過去があったからです。誰にも話さず、話せず、一人で自転車をこいで家に帰って、それきりピアノを弾きませんでした。
わたしは、もうすぐ50歳です。
40になるちょっと前に始めたピアノ、自分がこんなに(自分比)弾けるようになるとは、最初は思ってもみませんでした。
当初は、楽譜も読めなかったし座り方も手の形も分からなかったのです。
それを考えたら、ほんとによく頑張りました!自分で言う!(笑)
途中から「ピアノ病」を発症して(笑)、辛いことがあっても、ピアノを始めてから10年。ほんとに楽しかったです。
ひとえに、最初からずっと育ててくれている、先生のおかげです。
それから、支えてくれる、教えてくれる、ピアノ仲間さんたちのおかげです。
この場をお借りしまして、お礼を言わせてください。ありがとうございました。
おかげで辛い時は這い上がれ、楽しい時は誰かと共有でき、勉強して、曲を知り、応援してもらって・・・ほんとにありがとうございました(´;ω;`)
こんなみっともないわたしですけど、
これからもどうぞ、よろしくお願いします!(*- -)(*_ _)ペコリ