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新たな発見

ブラームスのop118-2、もう一度、楽譜に戻っています。

もう一度戻るってのもおかしな言い方だけど、ほんとそうなのです。

だいたい(自分比)音が並ぶようになったので、ミスをなくそうとしたり、スラーや強弱などの表記を見返したり、ソプラノなしで弾いてみたり。

すると、新たな発見がありました。

この曲の出だし主メロディは、ドシレ。

201808312148281da.jpeg

写真のソプラノです。

でも、ここには内声で美しいラソファがあるのです。

そのラソファが好きすぎて前奏をつけたことがあります。→カテゴリー118-2の中の7/29の記事「ラソファが好きすぎて前奏をつける 」参照

さらに、この曲にはドファミレドという隠れ主題もあるのですよ(素人のたわ言です)。→カテゴリー118-2の中の4/30の記事「ブラームス 118-2 のクララコード発見 」参照

この曲の中で大事に弾きたいポイントは多くあるけれど、その中の一つ、ここ(写真、34から35小節)の部分を弾いていたら、今日発見がありました。

2018083121481866f.jpeg

主メロディは、ソラファ。

ええっ・・・・

なんで気が付かなかったんだ・・・・・

これ、ラソファだよ。出だしの、内声の、ラソファじゃん・・・




ドシレ、

ラソファ、

ドファミレ・・・



ブラームスは、いったいいくつ、宝物をこの曲にしこんだのでしょう。

わたしはまだまだ気が付いてないような気がしてきました。


シューマンのアラベスクよりもずっと単純でシンプルなようで、実は手が込んでいて、

ずっと世間的なメロディなのに、だからなのか心情に訴え、

ずっと断固とした主張なのに、なぜか押しつけがましくなく、

そしてどちらの曲も、それぞれに愛に満ちていて、それでいて悲しいと、わたしは思います。








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2 Comments

どれみ  

おはようございます^^

記事を読んでいて、らららクラッシックで出てくる
解説のようだな~と思いました。
ねこぴあのさんのこの曲に対する深い思いが感じられます^^
次のバルトークも素敵な曲ですね。
私は、ドビュッシーの曲を弾いていただきたかったけれど^^;

2018/09/01 (Sat) 07:21 | EDIT | REPLY |   

ねこぴあの  

どれみさんへ

>らららクラッシックで出てくる解説のようだな~と思いました。

わ~~~(;´▽`A (;´▽`A
何もわかってないのにえらそうにねえ~(;´▽`A
118-2はほんと名曲なんですよ~
実は個人的にはシューマンのアラベスクのほうが好きなんですけどね。

ドビュッシー、何度も何度も過去にレッスン曲候補になったし、2曲だけだけど譜読みをしたこともあるのに、なんだかご縁が来ないんです(笑)

バルトークは早速楽譜を注文しました。
不安もあるけど、周りに弾く方がいないから、「一人で大冒険」になるかもしれませんね(笑)





2018/09/02 (Sun) 12:22 | EDIT | REPLY |   

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