昔の動画で「速く弾いて遠回り」を理解する
動画の管理画面に行けずあれこれやっていてたどりついた。
それで昔の動画を少し見ていたら、驚いてすごく納得することがあったので、ちょっと記事にしてみる。
ピアノを再開して3年ぐらいの時、グリーグの蝶々を弾いていた。
YouTubeで何度も何度も蝶々を聴いていたわたしは、先生に「やりたいイメージは分かるけど楽譜通りに弾いて」とか「ゆっくりちゃんと弾けるようになってから速度を上げて」とか、何度も言われていたのだけど、
この、人生初YouTube動画を見て、先生の言葉に深く納得。これじゃあいつまでたっても弾けるようになるわけないわ。自分にびっくりした。先生はこれにつきあっていたのか・・・。動画に自分で「やはり無謀な挑戦か」と書いてある。無謀は無謀だけど、そういう問題じゃあないから!!と言いたくなる(;・∀・)
弾けるようにならなくて、ミスが減らなくて、どうにもこうにもならず、ゆっくりでもきれいなほうがいいと、先生の指示で発表会前に速度は思い切り落とした(なのに本番では速くなってしまったんだけど・・)。
今のわたしは、ゆっくり弾くことやメトロノームを使うことが結局近道だと、分かってるつもり。なのに、バルトークのソナチネでもやっぱり「ゆっくりでもいいからちゃんと弾いて」を言われている。
進歩してないのかなあ。
昔の動画を見てこれじゃあだめだわと思うだけでも、進歩してるのかなあ。
今日もバルトーク、メトロノーム練習、リズム練習。この間のレッスンで「この曲速く弾けるようになる気がしません」と先生に言ったら、「速く弾けなくてもいいよ」と言われた。
ピアノって、ほんとに楽しいけど、ほんとに根気がいるなあ・・・。