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インベンション9番 歌詞

歌詞の記事へのコメントを、ありがとうございました。救いになりました。

世の中には、クラシックの曲に歌詞をつけることにドン引きする人がいることを、知っています。

バッハのフーガを合唱にしたとき、それを実際に感じました(まあ、あれは歌詞が歌詞だったけど・・・)。

※その合唱「おにぎり」の歌詞→nekopiano115.blog.fc2.com/blog-entry-972.html

幸い先生は(内心どう思ってるかはともかく)歌詞を禁止せず面白がってくれるので、もう今後は開き直って、「浮かぶんだからしかたあんめヽ(゚∀゚)ノ」としていこうと思います。しかたあんめは栃木弁らしいです。

なので、インベンション9番、歌詞を公開してみます。



1~4小節 右:胸の苦しみ 抱えながら 泣くこともできず 握ったその手が震える 

       左:その胸の苦しみ その重い荷物を わたしも半分持ちたい あー命削って  

5~8小節 右:その胸の苦しみ その重い荷物を わたしも半分持ちたい その胸の苦しみ 

       左:胸の苦しみ 抱えながら 泣くこともできず 握ったその手が震える 

9~11小節 右:胸の苦しみ 抱えながら 泣くこともできず 

       左:その胸の苦しみ その重い荷物を わたしも半分持ちたい 

12~14小節 右:抱えながら 抱えながら 泣くこともできず 

        左:その胸の苦しみ その重い荷物を わたしも半分持ちたい

15~16小節 右:あああ・・・

        左:一人で抱えずわたしが いるから泣いてもいいから

17~20小節 右:あー胸の苦しみ その重い荷物を わたしも半分持ちたい あー祈って 

        左:胸の苦しみ 抱えながら 泣くこともできず 握ったその手が震える

21~24小節 右:抱えながら 握るその手が震える あー祈り続けて 半分に

        左:その胸の苦しみ 半分に 一人じゃない 握るその手を離さず  

25~28小節 右:一人じゃないよ 半分になる 覚悟を決めてる 握るその手が震える 

        左:もう1人じゃないよ もう半分になる もう覚悟を決めて あー命削って

29~31小節 右:胸の苦しみ 抱えながら 泣くこともできず  

         左:あー命削って あー命削って わたしも半分持ちたい

32~33小節 右:握ったその手が震える あああ・・・

        左:あー命削って それでもそばにい る


曲のタイトルは「半分に」です。

悲しみ苦しみを背負った人に、その苦しみをわたしにも半分持たせてくださいと言っているのです。荷物を持ってあげる、じゃなく、よかったら持たせてください、なのです。

その苦しみが消えてなくなることはないけれど、半分わたしが持ちます、もう一人じゃないんだよ。

一緒に荷物を持つことでその人が楽になるかどうかは分かりません。でも、そばにいることはできます。寄り添うことはできます。祈ることはできます。だから僕の手を勇気を出して握って、そして離さないで、と言っているのです。

その代わり、持つからには、自分も苦しみます。でもそれでもいいのです。もう覚悟を決めているのです。それでも、その人に笑顔になってほしいのです。それこそが、愛じゃないのかなあと思ったりしています。



・・・・・考えてみたら、こういうことをするようになったきっかけが、まさに「おにぎり」だったのかもしれません。

あの時は、断片しか言葉が思いつかなかったので、成り行き上全編に歌詞をつけることになった時、それはそれは大変でした。

出会いって、必然なんだなあと思います。

感謝。

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