多声が好き、ピアノが好き!
たった1ページですし、譜面上では音が混んでないし、やさしそうなほわ~~んとした曲に一見聴こえるけど、さすがはシューマン。そうは問屋がおろしません(;・∀・)
多声の曲で、メロディに聴こえる旋律の中に、隠れメロディが混ざっています。
最近まで、その隠れメロディが浮かび上がるように弾きたくて、ついつい右手ばかり聴いていました。pとppしかない曲の中で、隠れメロディが浮かび上がるように弾くのは至難の業です。アマチュアには無理なんじゃ・・とすら思います(◎_◎;) うっかりすると隠れメロディは消えてなくなるか、自己主張の強いパートになってしまうのです。
そしてどうも、メロディに聴こえるところは、「主旋律にみせかけたソプラノのコーラス隊」のようです。そう、コーラスなのです。「隊」ですから、数人で歌っています。数人で歌うから音量が大きくなりがちですが、あくまでも小さく美しく。前に出ないように。なおかつ歌です。このコーラス隊も普通に難しい・・・。
ところどころに隠されたように見える右手メロディは、実は「一人で歌う重要な歌い手さん」のようです。一人ですから、その声や歌い方はとっても重要。さらにそのソロのひとはちょいちょい保持音です。それを保持しながらうるさくなくコーラス隊・・・・ぐぬぬぬ・・・・・シューマン~~・・・・( ;∀;)
そして、どうやら、この曲のカギを握るのは左手じゃないかという気がしてきました。左手は伴奏ではなく、「重要なバスパート」です。その音質「左手の声」そのものが、この曲を決めるのではと。曲の冒頭4小節では、4拍目だけバスパートは人が増えます。左手がうるさいと台無しなので、左手をいかにうるさくなく弾くかもすっごく難しい・・・・(レッスンでは真っ先に左手だけ弾かされませした)。
つまり、ここまでで3声ですが、本当は歌う人はもっといます。お芝居で名わき役っているじゃないですか。そういう感じでアルトで隠れています。もうその辺になると、悲しいけど同時に聴こえません。現時点では最近になってようやくバスが聴こえるようになってきたところ・・(;´▽`A
注※妄想にまみれた素人のたわ言です。
ところで、かつさんのブログでやっているWEB発表会の期限が迫っています。どうしてもどうしてもうまく弾けなくて、今日はミニヨンを何度も何度も撮りなおししました。
でも、最後の録音中に、ああ、なんてきれいな曲だろう、ああ、ピアノが弾けて幸せだ・・・と、後半でなんだか不覚にも泣きそうになりました。そしたらペダルや保持音や歌などなどなどなど・・・もうあれですが・・・・出来はどうであれ、今日のその幸せな気持ちでの録音を、WEB発表会に出すことにしました。
ミニヨンの本番は5月18日。
当日のピアノは、生まれて初めて弾くシゲルカワイ!!!(*´▽`*)
実は最近あまりにも弾けないので左ペダルを多用して弾こうかとたくらんでいましたが、シゲルカワイを弾くならそれじゃもったいない!!と思い、なるべく使わないで弾こうと決めました。なので録音は(次の記事)、前半は全く踏まず、後半だけ少し踏んでいるところがあります。
あああ~~~どんなピアノだろう~~~♪♪
弾いたことがある方いらっしゃいますか?どんなピアノか、感想などいただけると嬉しいです♪