音楽歴を振り返る<幻想即興曲>
まあよくもまあ・・・・呆れるほどの無謀曲ばかり・・・と書いてて恥ずかしいです(◎_◎;)
これも確か、別れの曲の時のように、当時のブロ友さんが弾いてて(動画もアップしてて)、すっごくかっこよくて弾きたくなっちゃんですよね・・・・。練習は困難だと分かっていたけど、それも承知のうえで。
先生に弾きたいと言った時も、ダメとは言われなかったです。元々先生は「大人なんだから好きな曲を弾けばいい、どうしても厳しい時は言うから」という考えのようで。後から、自分よりももっとうまい人たちが複数、弾きたいと先生に言ったらまだ無理と言われたと知って、驚いたのを覚えています。
幻想即興曲については何度かブログで書いてますので、さらっと。
途中でもう無理だ、弾けるようにならないとあきらめようとしたんですけど、先生はやめることに同意しませんでした。
ハイドンもそうでしたけど、これも本番で2度弾きました。一度目はお友達先生の教室発表会。二度目は当時のサークル発表会。
一度目の本番ではインテンポに近かったけどぐちゃぐちゃでした。もうあんな風に弾くのは嫌だった。だから二度目の前にはすごく練習しました。そしたら発表会の直前に腱鞘炎になり、泣きましたね~・・・・・本番直前に練習できないのがこんなに辛いとは。右手だけの練習は続け、痛みが少し良くなると、左手の打鍵を超絶ゆっくりから見直して、やり直しました。痛くなる原因も分かりました。幸い暗譜していたので、楽譜を見なくても音を出せたので手元凝視です。
でも、腱鞘炎になったことによって、子供時代からずっと弾き続けている人には分からないことがあること、手も骨格も一人一人違うこと、打鍵の仕方もひとりひとり違うことを知りました。レッスンでは道を教えてもらえるけど、歩くのは自分、どんな風に歩くかも、休憩も、自分で考えなくちゃいけないんだ。そんなことを知る機会になったんです。辛かったけど、これはわたしにとって、結果的にとてもいいことになりました。誰がこう言ったからとかじゃない、決めるのもやるのも自分。全部自分の責任だと、その後、なっていったんです。趣味ピアノなのにね。趣味から学ぶことって、あるんですよね・・・。