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「聴く」ってなに?

昨日、ブロともさんの演奏がすごいと、昔ピアノを習っていた子供に話していた。

「どうすごいの?」と子供。

「何がすごいって、まず、2声をちゃんと同時に聴けてるんだよ。」

「2声って?」

「カエルの合唱ってあるでしょ。あれ、2人でずれて歌うじゃない?ああいうの。ピアノ曲は、右手メロディ左手伴奏ってやつが多いんだけど、多声音楽ってのはそうじゃなくて、カエルを歌うパートが何人かいるんだよ。3人とか4人になったりするんだよ。バッハがそうなの。ママはそういう音楽が好きだから、バッハが好きなの」

いきなり話し出したわたしに、子供はドン引きせず更に質問をしてきた。

「3人以上いる時は、どうやってそれを弾くの?」

目を輝かせるわたし。さらにベラベラ話す。

「いい質問だね~~!それはね、右手と左手で、分けっこしてつなげるんだよ。右手はソプラノを弾きながら同時にアルトを弾いて、左手はバスを弾きながらアルトも弾いて、アルトは、右手と左手でなめらかにつなげなくちゃならないの。これが難しくて、今ママがやってるんだよ。この間までインベンションってやつを習ってて、それは2声なんだけど、それに8年もかかってね。それがやっと終わって、今、3声のシンフォニアってやつの1曲目をやってるところなの。弾くだけならできても、聴くのはほんとに難しいんだよね。」


「聴くってなに?どういうこと?」

「聴くっていうのは・・・・ただ音を出すだけじゃ聴いてないんだよ。聴くためには練習が必要なんだよ」

「ふーん。ほかのひとたちは、みんなちゃんと聴いてるの?」

「いや、先生が言うには、聴いてない人が多いらしいよ」

「ピアノを弾く人でも?」

「うん。例えば、吹奏楽でも、吹くのに必死だとほかの音聴こえないでしょ?」

「確かに」

「聴いてるようで、聴いてないんだよ、案外。ママも練習中。」

「へえ~」




「聴く」って何、かあ。

ちゃんと答えられなかったなあ。





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私はタワシ
2019.07.26 Fri 08:39

お!娘さん、熱心に耳を傾けてくれてるようですね。ねこぴあのさんが「よくぞきいてくれました!」と言わんばかりに、目をキラキラさせて熱〜く語る様子が目に浮かぶようです。
家族の中でクラシック音楽の話をできる人がいない、と寂しがっていたねこぴあのさんですが、もしかすると娘さん、クラシックピアノの楽しさに目覚めてくれるかも!

>聴いてるようで、聴いてないんだよ、案外
→上級者でも意外とそんな人は多いかもしれません。
まして私は〜!耳が痛かったデス。

ねこぴあの

タワシさんへ

ねこぴあの
2019.07.26 Fri 21:01

あは、目に浮かびましたか?きっとその通りだったと思います(笑)
いや~~クラシックを好き・・・は難しそうです。
子供たちは音楽そのものは好きなので、よく親子で好きなバンド?の演奏を聴いては、これいいねとかそれはちょっととか感想を言い合います。でもクラシックはかけることすら無理ですね~

聴くって難しい!
タワシさんもですか?
もっともっと聴きたい、聴けるようになりたい。でも圧倒的に練習時間も足りませんね^^;