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本番

ひどい写真写りも自分だから <音楽の星座スピンオフ その1>

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ひとつ本番が終わりました。ブラームスのハンガリー舞曲4番の連弾(プリモ)です。

この曲は過去最短の練習期間で、4か月。

最後のレッスンでは先生からぼろくそに言われ
当然のご指導をいただき、かなり落ち込み、指示通り音を抜かしても考えつく限りの練習をしても、どうあがいてもできるようにならない、そんな状況。

仕事で気になることも胸に抱えつつ、弾けてないこと自体への不安を抱えながらの本番。


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あんなに練習したんだもの・・・もしかしたら奇跡が・・・

起きるわけがありません。

リハではやっぱり弾けない。

慌てていてピアノの音も相手の音もまったく聴けない。

本番はトップバッター。

お相手の方と舞台袖で一緒に過ごす、という状況ではなく、直前までひとり。

これが意外にきつかった。

舞台袖での時間を2人で過ごせるからこその安心感ってあるんだなあと、前回のソルヴェイグと同様の状況で、やっと理解しました。

緊張でお腹がどんどん痛くなってきました

自分でもびっくり。なんなのこれ?!

気のせい、痛くない痛くない、と言い聞かせましたが、全然治まらない。

前の演奏なんてなんにも耳に入らない。

舞台袖でわたしの次の人が待機していたけど、まったく意識がいかない。

ひたすら、お腹が痛い。

トイレに行きたい・・・・・ステマネの方に言おうと何度も思ったけど、どう考えても時間的に無理。

大丈夫、本番はたったの数分、なんとかなる・・・・なるはず・・・・まさか大丈夫・・・・

脂汗を流しながらものすごい不安を抱えていたら自分の名前が呼ばれました。

相方さんの顔が見えてほっとして、椅子に座ると不思議に痛みが遠のきました。

でもやっぱりどこかだめだったのかもしれません。楽譜を、置き間違ったのです・・・。

しかも、セコンドの方の譜面が1ページ丸々見えない状態だった。

途中でセコンドの方が止まったのでえっ?!!と思ったけど止まるわけもいかず、進みました。

するとすぐに主催の方がステージにきてくれて譜面を直してくれて、セコンドの方は戻ることができました。

この時点で、もの凄い動揺。なのにそこはちょうど、よりによって、一番苦手な、2ページ目のユニゾンのところだったのです・・・・。

本番が終わると速攻でトイレへ。トップバッターだから皆さんの演奏をじっくり聞けると思っていたのに、しばらくこもりました。


後から音源を聴くと、ありえないほど、ぐちゃぐちゃでした。

複数の方がなぐさめてくれましたが、自分が一番、分かってます。

もう二度とこの音源は聴きたくない!と思いました。

申し訳ない。

悔しい。

何やってんだ。

だから無謀曲なんか弾くもんじゃないよ・・。

馬鹿じゃないのか・・・。

でも、今日、改めてその音源を聴いたら、

ありえないほど弾けてなくて、逆に笑ってしまいました。

どんどん走る自分に、セコンドの方がありえないレベルで合わせてくださっていて、ありがたくて、申し訳なくて、「なにこれ・・・」と、不思議と声に出して笑ってしまいました。

それでやっと理解しました。

YouTubeに公開してるのは、「写真写りのいい自分」。

でもこれが「オフ顔の素の自分」。

ああそうか。

これも自分だよ~~~

笑っちゃおう!!笑えてよかった!!

みっともなくてもいいじゃん!

4か月だけど、全然弾けてないけど、じぶんにできる限りのことはしたと、胸を張って言える!

なら、いいよね・・・・。

この会がとっても・・・

なんだろう・・・・

(トラブルを起こすとかでない限り)「どんな人も受け入れる会」なので、

わたしもそう思えたのかもしれないです。

技術的に知識的にびっくりするような高いクオリティの会ですが、

それよりも、その空気感が好きで、

つまるところ、主催の方達の考え方が好きで、

出続けているのかもしれません。

主催者の方、コアスタッフの方、ご一緒に参加してくださった方、ありがとうございました(*- -)(*_ _)ペコリ



※今日ドレス写真を家族に見せたら子供は「なにこれ、おばさん。やっぱ髪型、前の方がいいよ」と言い、夫は無言でした・・・(;´∀`)

※ブログには限定公開で本番動画のせます。注:ほんとにひどいです
 こんなの載せたら、ツェルニー同様、もう怖いものはないかな!?(笑)