大切に丁寧に
昨日は練習会ではたどたどしい状態で途中まで弾いたけど・・・
今日やっと音楽用語を調べて強弱を見ている状態で、まだ譜読みは終わってません(;・∀・)

わたしの楽譜は安川版なのですが、その安川先生が書いたであろう説明がこれ。

ひとつの手で弾いているかのように・・・・旋律と伴奏が差別されるように・・・全体として固くならないように柔らかく流れるように・・・ううむ・・・。
昨日の二次会で、レッスンで先生に求められるとき、それができたらピアニストだよ!と思っても言えない、という話になった時、
アマチュアであってもプロと同じように教えるのがいい指導だという意見があった。
わたしは・・・・
えっ・・・・(; ̄д ̄)先生、それわたしに言ってるんですか??わたしがそんなのできるわけない!!(;゚Д゚)
と思って、先生に「無理ですよー!」とか言いますが、先生からは「いいからやって」とか「できるからやって」とか瞬時に冷静にスルーされます。
・・話はそれたのでアラベスクに戻して。
アラベスク1番、まったく手が届かないところがあります。42小節の右手。

あきらめて離して弾いてるんだけど、昨日弾いてくれた方は普通に手が届いてました。心底びっくりしました・・・・・・(;゚Д゚)
それから、ただでさえアルペジオが苦手なのに、保持しながらのアルペジオが鬼です。
特にここ、93小節、左手のシミソシソミ。

ほんっとに、ほんっとに、ほんっとに!!!ギリギリなんです。手は鍵盤手前からやっとこ差し込む形。上からつかむ?ハハッ・・・・君は何の話をしているんだい?理想と現実は違うってことを君も学習したまえって感じ(ダレダヨ)。
ところで、「アラベスク」というと、知っている限りで4曲あります。
ブルグミュラーと、ドビュッシーの1番と2番と、シューマン。
この中で、ドビュッシーの2番だけ弾いたことがないのであれですが、
1番を練習してみて改めて、シューマンのアラベスクはものすごい名曲だと感じます。
あの、無駄な音がひとつもない多声音楽。シンフォニアのショパン版のような。
もうまったく弾けませんが、過去に弾いたすべての曲の中で、あれが一番難しかったです。
でも、弾いたことは、わたしにとって宝物。
「大好きな曲だからってレイプしていいわけないでしょう?大切に丁寧に弾いてください」
そう言われてハッとしたことを思い出す。
アラベスク1番も、これから弾くどの曲もみんな、大切に丁寧に練習しよう!