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情緒を超えた美しさなんて無理だけど

「・・・内面的な深い表情を持った音型が組み合わされたテーマを持つこの曲が、3声のインベンションの中でも最も深い味わいにみち、あきらめ、悟りというような情緒を超えた美しさで人の心にせまる・・・」


↑ブロ友さんが教えてくれたシンフォニア4番の解説文です。よりによってそんな曲を2月の本番で弾こうとしてるんですが・・・・わたし・・・・(;´▽`A


先日、とあるSNSで、4番についてこう教えてくださった方がいました。本当に感謝です。

○テーマの跳躍は大切な感情の表現。左手の進行を丁寧にテーマを支えるように。テーマが内声に出てきたときに跳躍を丁寧に表現するのが難しい。音の長さを正確に。重なった2度の美しさをよく表現する。

○インベンションとシンフォニアは作曲法教本としての側面を持っているが4番はそれが顕著。フーガの技法の理解が必要。冒頭部は鉛筆書きのような構成。当時の音型や和声には意味があり恣意的な解釈が許されていない。(抜粋)

なんて難しい・・・・・

フーガの技法??外国語のように分かりません・・・・

そういえば以前、練習会で「半音階下降がバッハで出てきたときはただごとじゃないと思っていいです」と教えてくれた方がいました。4番に2度出てくるそれは、とっても重要なものらしい。上記の「音型」は、こういうことも含んでいるのでしょうね・・。



現実の練習では、すごくゆっくりに戻して、今ここです。



弾けば弾くほど、違うこうじゃないとか、ここを聴いてなかった!とか、ここはこうしようとか、出てきます。

昔は本番前のこういう時期は苦しみしかなかったような気がするけど・・・・

大好きなバッハだからなのでしょうか、何度弾いても飽きるということはありません。

情緒を超えた美しさなんて自分が弾けるわけはありませんが、少しでも近づけるように、丁寧に練習したいなあと思います!





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