小さなこびと達
なんとかやっとこ、間違えながらでぐだぐだだけど、最後まで通すことができたので、録画してみました。20分半もかかってます!ああ、見るのが聴くのが怖い。
譜読みをはじめてからここまでに約1ヶ月かかりました。
曲にするために、小さなこびと達が頑張っています。
えっちらおっちら、よっこいしょ。
「こっちかな」「こっちだよ」
「おーい、お前そこじゃないぞ」
「やあ本当だ、ごめんごめん」
「もう一度ここからだよ」
「うん分かった、そっちはどうだい?」
「ここがだめなんだよ・・・・どうしたらいいんだろう・・・」
みんなで集まって、作戦会議です。
「ここの移動の時にバランスが悪いんじゃないかな?」
「いや、指使いはこっちの方がいいような気がする。」
「でもそれだと、このおばさんには手が届かないぜ?」
「おいおい、それよりもペダル部隊、君達、しっかりしたまえよ」
「え~~・・だって、どうしていいかわからないもんなあ」
「ペダルもだめだけど、肝心の歌がなあ」
「これは歌の曲だって師匠が言ってたろう?仕方がない、音痴だけどおばさんに歌わせる他はあるまい」
「ちょっと和音がうるさいよ、下にいる僕達の身にもなってくれよ」
「よし、メトロノームに合わせよう」
「え~~またかい?メトロノームきっちりじゃなくていいって先生言っていたじゃないか」
「しかし君、きちんとまずは拍をとれないでどうするんだよ、まずはそれからじゃないか」
「おいおいおい、ちゃんとこの人に聴かせないと。もっとゆっくりだ。音を聴かないで音を出したら、それ、音楽じゃないだろう?」
「音楽って言うけど・・・だいたい、このおばさんが、この曲で言いたいこと、知ってるかい?」
「知らないなあ」
「僕もだ」
うーん、今はまずは音を並べることができるようにする段階だけど・・・・・
こびと君達、
うん、考えてるよ。
まだ、待っててね。
ここからがやっとスタートだからね。