アルトが好き。
3姉妹の真ん中。
頭の良い姉とかわいく明るい妹に挟まれた、いじけた暗い次女だった。
姉も妹もよく話すので、話すのが得意ではないわたしは自分を引っ込めてしまった。
何かに秀でていなかったから、格別注目もされないまま、大人になった。
シンフォニア14番を目標曲にしているのは、
とても辛い時にそれを聴いて、まるで教会の中で神様から頭をなでられているような気持ちになって、泣いたから。
その頃はインベンションを練習中。
3声がどういう感じか、分からなかった。
それから大分経って、はじめてのシンフォニアは1番だった。
アルトが一番好き。
アルトの声を聴きたい。
アルトにもっと歌わせてあげたい。
自然とそう思った。
あの子供時代に、アルトを特に好きなように、目立たない「わたし」を好きで注目してくれる人がもしもいたら、
きっと嬉しかっただろうなあ。
今日の練習も、シンフォニア3番のみ。
3声で弾いて、声に出してアルトを歌う。
ソプラノとアルトの2声で弾いて、声に出してアルトを歌う。
バスとアルトの2声で弾いて、声に出してアルトを歌う。
自分でも、どうしてこんなに夢中になってしまうのか、分からないのです。
頭の良い姉とかわいく明るい妹に挟まれた、いじけた暗い次女だった。
姉も妹もよく話すので、話すのが得意ではないわたしは自分を引っ込めてしまった。
何かに秀でていなかったから、格別注目もされないまま、大人になった。
シンフォニア14番を目標曲にしているのは、
とても辛い時にそれを聴いて、まるで教会の中で神様から頭をなでられているような気持ちになって、泣いたから。
その頃はインベンションを練習中。
3声がどういう感じか、分からなかった。
それから大分経って、はじめてのシンフォニアは1番だった。
アルトが一番好き。
アルトの声を聴きたい。
アルトにもっと歌わせてあげたい。
自然とそう思った。
あの子供時代に、アルトを特に好きなように、目立たない「わたし」を好きで注目してくれる人がもしもいたら、
きっと嬉しかっただろうなあ。
今日の練習も、シンフォニア3番のみ。
3声で弾いて、声に出してアルトを歌う。
ソプラノとアルトの2声で弾いて、声に出してアルトを歌う。
バスとアルトの2声で弾いて、声に出してアルトを歌う。
自分でも、どうしてこんなに夢中になってしまうのか、分からないのです。
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