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ゆっくりでもきれいに。

「速くするとミスが増えるし余裕がなくなります。練習を始めてからもうすぐ9ヶ月経つのに、いつまでたっても弾けるようになりません。ゆっくりならまだいいんですけど・・。」

この間の日曜日のレッスンで、シューベルトの即興曲90-1について、そう先生に訴えた。

「ゆっくり弾けばいいでしょ。」

先生がすかさずそう言うので、

「でも、あんな暗くて長い曲をゆっくり弾いたら、そもそもあの曲を好きな人あまりいないのに、聴く人に悪いじゃないですか。」と答えると、

「何言ってんの。速くて汚いのと、ゆっくりでもきれいなの、どっちがいいの?」と先生。

「ゆっくりでもきれいなほうです。」

「そうだよ。汚いのなんて聴きたくないよ。きれいならゆっくりでもいいんだよ。」



速くて汚いよりゆっくりでもきれいに。

もう何百回そう言われているだろう?



ゆっくりでもきれいに。

ゆっくりでもきれいに。



・・・・なんだか、

生き方みたいだなあ。

不器用でも誠実に。

えらくなくても謙虚に。



「人見るもよし、人見ざるもよし、我は咲くなり」

わたしの好きな言葉。

道ばたの名もない花は、ほめられることなんか求めてない。

ただひたすらに、置かれた場所で咲くだけ。

あーあ、まだどこかで、

うまいって思われたいって思ってるみたい。

人間のわたしのほうが、ちっぽけだなあ。
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g-clef
2021.09.20 Mon 00:38

『速くて汚いよりゆっくりでもきれいに』生き方ですかー。
何か、奥深いですね。長い曲でもきれいだと飽きないというか、長く感じないんですよね。逆に短い曲なのに、長く感じてしまうこともあります。
うまいって思われたいというか、やはり自分の演奏を聴いて何かを感じてくれる人がいるというのはとても嬉しいものですよね。

ina-kibi
2021.09.20 Mon 07:49

ゆっくりできれな演奏、なかなかそこにもたどり着けないけど、目指すのはまずそこなんだよね、ってことを再認識させていただきました。その曲の魅力を自分の頭で理解して、段取りして、精度を上げて、演奏に反映できる、自分も味わえて、感動できる、そんな速度となると、やっぱりどうしたって、いやいやかな~りゆっくりになってしまうと、自分に置き換えてそう思いました。まずそこ、しっかりやろう!!よい刺激をいただきました、ありがとうございます!!

それから、一つ上の記事も拝見しましたが、ねこぴあのさんもオンラインレッスンでさらに刺激を得て、また一歩先へ進もうとされているようでなによりです!「こう弾きたい」という思いがある限り、きっと少しずつ進歩していくんだと思います!!!結果も大事だけど、このすべての過程が、醍醐味ですね♪楽苦しみながら、転がっていきましょう!詰め練習、応援しています!!!

ねこぴあの

g-clef さんへ

ねこぴあの
2021.09.20 Mon 11:53

g-clef さん、コメントありがとうございます!

>長い曲でもきれいだと飽きないというか、長く感じないんですよね。逆に短い曲なのに、長く感じてしまうこともあります。

どきっ・・・(^0^;)(^0^;)
ピアノの先生している方に言われると、やはり説得力がありますね。

>やはり自分の演奏を聴いて何かを感じてくれる人がいるというのはとても嬉しいものですよね。

はい!嬉しいです。
そのために人前で弾いているといっていいというか。
最近は、ここが好き♪こう弾きたい♪じゃなくて、いかにテンポをあげてかつミスせず弾くかにばかり気持ちがいってました。軌道修正します!

ねこぴあの

ina-kibi さんへ

ねこぴあの
2021.09.20 Mon 12:00

ina-kibiさん、コメントありがとうございます!

やりたいことをするにはやっぱりある程度余裕が必要になんでしょうね。
そのためには、迷わずに弾けるように暗譜する、手に覚え込ませる、とかもそうですけど、音量のコントロールとか、歌い方とか・・・とにかく、弾くだけで必死、では準備も足りず、聞こえなくなるんですよね・・・歌はどこかにいってしまう、ina-kibiさんのレガートはどこいった?ですよ・・・(^_^;)

楽苦しみながら、は同感だけど、え~~転がるの~~!??それはいやだな~~(爆)
詰め練習は自分との戦いでもあるのですが(わたしは、です)、諦めず、秒殺にも脳内ウニ状態(増3とか)にも負けず、1ミリでもよくしたいです!