ピアノ好きはレア?
ドレミ出版の「ピアノ・ピースギャラリー1 エリーゼのために」があった。
患者さん本人ではなく、お孫さんが弾くのだとか。
実は、「ご家族の誰かがピアノを弾く家庭」は時々ある。
しかし、「患者さん本人がピアノを弾く」というのは、ものすごくレアになってくる。
訪問看護師になってから5年経ったが、今までに2人しかいなかった。
これはいったいどういうわけだろう。
若い人の所にも行くけれど、やっぱり患者さんは高齢の方が多いからだろうか。
となると、わたし達世代が高齢化する頃は、「患者さん本人がピアノを弾く」率は、もしかすると上がるのだろうか。
わたしが小学生の時、ピアノを習っている人は結構いたのだ。
「大人になってから再開する人」はそのうちの何割ぐらいなんだろうか。
それでもきっと、「ピアノを弾くお年寄り」は今より増えるんじゃないだろうか。
いや、お年寄りになる前の今、できることなら普段の生活で偶然出会いたい。
けど、ほんっとに、出会えない。
ネットを見ると、世の中にはこんなにピアノを好きな人がいるのか!と思うけど、
実際は周りにはいないのが現状だ。
多くの趣味の中ではピアノ好きはレアだと思っていたが、
先日、夫婦で話していたとき、こんなことがあった。
趣味の話題になったので、ゴルフをやる夫に、
「ゴルフをやる人には結構な確率で出会えていいね。ピアノを弾く人にはまず出会えないよ。ゴルフじゃなくても、ヨガとかさ、運動系をやる人って多いよね。ピアノはほんっとにいないんだよ(しつこい)。ましてやクラシックとなると全然。ピアノをやる人って、例えば陶芸をやる人ぐらい少ないかなあ」といきなり饒舌に話しかけると、
「陶芸って窯がないとできないからもっと少ないだろう」と普通の返答が返ってきた。
なるほど。もっと少ない趣味だって、そりゃああるよね。
たとえば、蝶採集とか、油絵とか、色々ありそうだ。
検索したこともないから知らないけど、
油絵ブログとか、あるんだろうか?
もしあったら作品を載せたりして、同じような人が「素晴らしいですね」とかコメントするのかなあ。
蝶は標本を写真でアップするのかな?
うーん、
やっぱりピアノ好きはそんなにレアじゃないのかもしれない(笑)