「雪の日の思い出」
前奏、メロディ、伴奏は自分で作ったもので、つなぎの部分の2カ所は先生に手伝ってもらいました。
昔一緒にピアノを習っていた子供は、
子供同士は仲がいいけど親とは距離を置いていて、
家を出てから年に1回しか家に帰ってきません。
今同居している子供のほうは親と仲がいいですが、来月には家を出て行きます。
決していい親じゃなかった。
距離を置かれたのは自分の子育ての結果。
寂しくないと言ったら嘘になる。
けれど、願うことは子供の幸せ、子供の笑顔。
わたしのエゴなんていらないいらない。
「しか帰ってこない」じゃなくて「帰ってきてくれる」!
この曲の歌は、小さかった子供達が庭で雪遊びをしている光景から始まります。
あの頃は、保育園に迎えに行って、子供を実家に預けてから夜勤に行き、
保育園が休みの日は夜勤入りでも預けられなくて、家で楽しそうにはしゃいでいる子供達を「ママが寝れないと薬を間違えて患者さんが死んじゃうかもしれないんだよ!」と怒ってしまうこともありました。
いつも時間に追われていて、いつも早くしてと言っていて、家事をするわたしの後ろを子供がついて歩き学校の話をしてくれたのに、ちゃんと聞いてやれなくて・・
うちは家庭環境が複雑なので、思春期になると子供から文句を言われ、辛かったなあ・・・
でも、わたしは悪口は絶対子供に言わなかったし、これからも言わないと決めていて、そのためにわたしが悪者になるならそれでもいいと、自分で決めたこと・・・
いつか、ピアノを弾いていた子供に、この楽譜をあげられたらいいなあ・・・
うざがられるよね・・・
一緒に連弾したこと、一緒にレッスンに通ったこと、忘れないで欲しいなあ・・・
今年の子供へのクリスマスプレゼントは、夫と一緒に選びました。
「喜んでくれるかなあ。気に入らなかったらどうしよう」と心配するわたしに夫は、
「そういうこと考えない、自己満足、自己満足」と言いました。
そうだよ、自己満足。
この曲も。
駄作でも、子供のおかげで曲が出来ました。
ありがとう。
いっぱいのありがとうを込めて。