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間違えないで弾く方法?

某所で、「どうしたら本番で崩壊しないで弾けるのか?」と質問していた方がいました。


きっと誰もが、できるだけ間違えないで本番で弾きたいですよね。

どうしたら本番でなるべくいつものように弾けるようになるのか。

ちょっと考えてみようと思います。

ただし、これはあくまでも、下手なピアノ弾きの個人的な体験からの考えなので、参考になるとは限りません、あしからず(笑)



わたしはブログ用に動画を撮るんですが、

人前にさらす動画でノーミスで弾けるときは、

大抵本番ではミスはちょこっとで、大事故にはならないようです。

ミスが多い、なんてときは、本番はかなり間違います。

つまり、奇跡なんてものはおきず、練習がそのまんま出るような気がするのです。



じゃあどうしたらいいかっていうと、「練習で間違えないこと」なのかも?




ミスが多い、縦がズレてる、拍子がオカシイ、などなど、そういう状態で速度をあげると、

その練習は無駄になるといっても過言ではないくらい、振り出しに戻ることになるんです、経験談です、ええ、もう何度も何度も・・・・(;д;)



だから練習では、

譜読みの段階からメトロノームを使い、片手や各声部で「間違えないで弾ける速度」で練習します。

しますって言うとえらそうだけど、そうするしかないっていうのがほんとのところ。

だって、それらをすっ飛ばすと、結局ドン詰まるのです、経験談ですよ・・。

「やってもやっても弾けるようにならない」時は、何か練習方法を間違えていたんです。

もう一度言いますが、全部わたしの話ですからね?(笑)



「あきらめてゆっくり弾く」しかありません。

ゆっくりでも弾けないところはもっともっとゆっくりです。

音すらとれないところは弾かないで声に出します(今パヴァーヌでやってます)。

わたしリズム音痴なんです。リズムが難しいところ、弾きにくいところは、いきなり両手でなんて無理。

だから片手でしっかり弾けるようになるまで、何度も何度も何度も何度も何度も何度も。



かえってそのほうが早く弾けるようになるんですよ。

慌てる乞食はもらいが少ない、急がば回れ、先人は良いことを言ったものだと思います。

何度も何度も何度も何度も失敗して、遠回りして、そう思うようになったんです。



そりゃあ速く弾きたいですよ。

両手で合わせたいです。


べらべら弾ける人がうらやましい。

指が回ってかっこいいなあとも思う。

でも、自分はそこじゃない。

自分の練習をするしかない。

比べるのは他人じゃなくて過去の自分。



いつも違う指使いだとミス率が上がるので、指使いもなるべく早く決めています。

消しては書いて、弾いては消してを繰り返します。どの曲でもそうです。


やっと指使いが決定する頃には、両手で音が並ぶようになっていることが多いですが、ここでは罠が仕掛けられているので、ぐっと我慢して、速く弾きません。ここで「間違えながら弾く」状態が定着すると、また逆戻りです。



先生はいつも「速くするのは最後だよ」「ゆっくりでもきれいに」と言います。

ゆっくりでいいからできる限りきれいに。

この状態で練習を続けていると、本当に少しずつだけど、自然に速くなるときがやってくるような気がします。



自然に速くなるときがこないこともあります。分不相応の曲の時です。

そういうときは悲しいです。

こんなに練習してもまだここなんだ・・・

YouTubeでは上手い演奏があふれています。



でもここで無理矢理速く弾いたら、過去のわたしのように腱鞘炎になるかもしれません。

そもそも、「うまく弾けないときは大体変な弾き方をしてる」んだそうです。先生が言ってました。

それにそういう演奏は音が汚いそうです。「速くて汚い演奏なんて聞きたくないよ」って先生は言います。



「うまく弾けないときは変な弾き方をしてる」のなら、弾き方を直せばいい。

「練習の仕方を間違えているから弾けない」のなら、練習方法を直せばいい。



わたしは、このふたつ、どっちも該当していたんですよ。

だから、何年もかかって、ときには趣味なのに馬鹿みたい・・と思いながら、ときには泣いて、ときには悩んで、ときには劣等感にさいなまれ、それでも、頑張って直せば、よくなりました(だと思いたい(^_^;))。



趣味だから楽しきゃいい、別に辛い思いしてまでやらなくてもいい、それもありだと思います。

でも・・・



「その先」は、「ものすごい幸せ」だと、思うんですよ。

綺麗な音が出た瞬間、

誰かが感動してくれたとき、

ステージで響く音の快感を知ったとき、

曲の中の構造?を知ったとき・・


そうなるともう、

もっとピアノが面白くなって、

感謝の気持ちがあふれてきて、

ピアノを通じて忍耐強さも学べて、

自分が頑張っているから頑張っている人の気持ちが分かって、音から伝わって温かい気持ちになって、


もう毎日の暮らしのなかにピアノはでーーんと鎮座していて、

それはひとりでもいくらでも遊べて楽しくて、

神様からのご褒美で仲間もできて・・・



何が言いたいかわからなくなりました(笑)



色々書きましたが、

ノーミス目指して練習しますが、それでも間違うことを、楽器を弾く人なら皆さん嫌と言うほど分かってると思うんです。

だから、わたし含め多くの人が、人の演奏でミスは気にならないんじゃないでしょうか。

それよりも、その曲で何を伝えようとしてるのか、その曲に乗っている音魂(オトタマ)を、わたしは聞きたいなあ。


音魂なしの正確な演奏ならそのうちロボットがやってくれそうですよね。

せっかく人間が弾くんですもの。

人間てのは不完全な生き物ですもの。

だからこそ、愛おしいと、思いませんか?(^-^)








































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コメント

michael
2022.12.16 Fri 15:42

私の楽器、できればノーミスにもしたいですが、
音楽的に満足に弾けた、というのをまず目差します、
それはもう十分に練習した曲で、発表の場でも"自らも楽しんで弾くだけ"・・
そんな状態にもっていければ言うことなしですけどね^^
まず、練習の段階でそこまで行きません;

ねこぴあの

michael さんへ

ねこぴあの
2022.12.16 Fri 22:12

michaelさん、こんばんは^^

十分に練習した曲で楽しんで弾く、そうできたら本当にいいですね~
本番でノーミスで弾けたことはわたしは一度もないです。

リュートではピアノのようにステージの上で発表会、というのはあるんでしょうか?
ピアノだとドレスとか着たりできるので、本番の楽しさが広がります^^

michael
2022.12.17 Sat 12:23

こんにちは

リュートは音量の小さい楽器ですので、ステージと客席が備わった
コンサート向けのホールは大抵、大き過ぎます、
ちょうどよい大きさで響きの良い会場を求めます。
この件、記事にしますね^^v

ねこぴあの

michael さんへ

ねこぴあの
2022.12.19 Mon 21:40

ちょうどよい大きさのホール、そこは重要ですね。
記事にしてくださりありがとうございます^^
のちほど、読みにいきますね~