"Gottes Zeit ist die allerbeste Zeit" BWV 106, J. S. Bach
実は、あれから、何度も何度も、この演奏を聴いています。
理屈ではないのです。
すっかり気に入ってしまいました。
シンフォニアを、まるで、伴奏つきの人間の声のバージョンにしたような、それが4声になったような。
インベンションの練習を始めたころ、バッハで検索すると、こういう音楽(マタイ含む)が出てきて、
当初はちっともいいと思わず、まったく意味が分かりませんでした。
ピアノの上級者の方たちがオケの曲の話をしているときも、然り。
でも、今、アリアとオケの主よあわれみたまえを聞くと、前は聞こえなかったバスだけじゃなく内声も聞こえるようになりました。
そうか。
ユーミンが好きだったころ、
聴いているようで聴いていなかったバックミュージック。
幾重にも重なったそれらを聞こえるようにならないと、
オケがいいと思えないのかも。
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