前記事ではしょうもないことをつぶやきました。
「しょうもないことを考えている暇があったら練習練習!よっぽどその方がいい!」と思い直し、
やることを終わらせてから、エアコンのついた涼しい部屋で、ハノンの練習から始めました。
今やっているのは23番。543の指の練習が、これでもか!とばかりに続いています。
ハノンさん、どんだけ?!それだけ543が弱いということなのかな。
2010年に、基礎を身につけたいとわたしから希望して始まったツェルニー30番。
レッスンを始めてからそれまでの2年間は、おそらく甘くゆるいレッスンだったのでしょう。
指を鍵盤からいちいち離すなとか、今思うと当たり前のことを急に言われるようになり、文字通り、愕然としました。
ぜっっっんぜん!弾けないのです。左手でドレミファソラシドが弾けないことに気がつきました。
一番の劣等生は左手でしたが、肝心の右手も、大元の脳も耳もダメでした。
よくもまあこれで、発表会でショパンのワルツ(7番でした)なんて弾いてたなあ!と自分に突っ込みが入る。
それもそのはず、「大好きな曲を頑張って一生懸命弾きました、パチパチパチ☆という、大人ピアノクォリティ」。
趣味なのですから、かろうじて音が並び、本人が満足すれば、誰にも迷惑はかかりません。
でも、わたしは「もっとうまくなりたい」と思ったのです。
なぜなら、ピアノが好きだから、もっと綺麗に弾きたくなったから。
その「うまくなりたい旅」は今も現在進行形です。
ツェルニー30番とインベンションは終わり、シンフォニアは残りあと1曲。
ハノンを始めると、これまた、ああ、こんなこともできずに今までピアノ弾いてたんだな・・と思いました。
ああ、わたしこんなこともできずに(知らずに)って、仕事でもあるし、人生でもありますよね。
そういうときって、痛みを伴ったりもするけど、成長するときでもある。
仕事や人生はもっとよくなったほうがいいのは明らかですが、でもピアノは?
自分でも自分に苦笑いしながら、それでもピアノの蓋を開けてしまうのです。
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6 Comments
michael
ピアノという楽器は独奏曲も限りなくあり、また宿命というか、歌や楽器の伴奏もしたり、
音楽界を下支えする役割も背負っているかと思います。
それだけに、あらゆる演奏でパッと体から出てくる基礎テクニック、即応力が要るだろう
なあと思っています;ハノンはそんな練習曲の1つでしょうかね。
私の場合曲ごとに「これを弾くにはどんな練習が必要か」考えながら、ぼちぼちやって
いますが;他と合わせるお仕事もできるようになるには即応力が要り、桁違いに難しく
なります^^;
2023/07/23 (Sun) 21:32 | EDIT | REPLY |
どれみ
お久しぶりです^^
MINDY
ねこぴあの
michael さんへ
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どれみさんへ
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