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やっぱりバッハ

平均律1巻6番のプレリュードを夢中になって練習しています。



とっても弾きにくい右手は、まるで練習曲みたい。

かすってしまうのではダメ。ちゃんと音を出すには?打鍵位置は?準備は?

なんでここずれる?慌てるから?準備が遅いから?

楽譜を見ながらだと間に合わないところは覚えてしまおう。

何度も、何度も、何度も、何度も、音を出す。





ああ、ここは憤ってやるせない気持ち。

ここは打ちひしがれて泣いている。

それでも優しさをなくさない。

芯の強さを感じる強い曲。



泣いていても主張はない。

誰かに「ねえ聞いて!」って言ってない。

(こうしてブログに)書くわけでもない。

出だしのバスは冷たい雨の音みたい。

淡々と右手が歌い始める。騒がずに。小さな独り言みたいに。




解決策が見つからず諦めなくちゃいけないことが、世の中にはいっぱいある。

どうして自分にそんなことが降りかかるのか、運命を呪いたくなる時も。

なぜ当たり前の幸せが手に入らないのか、何も悪いことしてないのに。

神様なんていないんじゃないの?なんて思うときでも。




雨上がりに光る木々の美しさにハッとしたり、

渡れずに待っていたら車が止まってくれた時のようなささやかさなことに感謝したりしながら、

誰のことも恨まずに、自分自身をおとしめずに、一人でじっと耐えていると。




春が来て、もう咲かないだろうと思っていた老木に美しいピンク色の花が咲いていて、

驚いて、思わず顔がほころんで、胸がいっぱいになって、

また毎日を頑張ろうと思って終わるような、そんな曲です。




やっぱりバッハはすごいなあ・・・・















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こんにちは

どれみ
2023.12.03 Sun 10:58

>春が来て、もう咲かないだろうと思っていた老木に美しいピンク色の花が咲いていて、
驚いて、思わず顔がほころんで、胸がいっぱいになって、
また毎日を頑張ろうと思って終わるような、そんな曲です。

・・的外れなお返事になるかも?^^;しれませんが・・
21小節3,4拍目から暗くなり闇みたいな
22小節目3,拍4拍目で光がさして希望・・
24,25小節の右手。ピンクの花びらが
ちらちら変則的にきれいに散って・・
そんなイメージがあり弾いてて
ちょっと似てるかな~と思いました。

ディアパソンのプレリュード聴かせていただきました。
もう弾けてる!すごい^^
フーガはねこぴあのさんに合ってる気がします^^
それにしてもピアノって1台1台個性があるんだな~と今回思いました。

ねこぴあの

どれみさんへ

ねこぴあの
2023.12.04 Mon 15:13

どれみさん、プレリュードで似たようなイメージを持っていたことにびっくり、でも嬉しいです!^^
最後の最後の音は小さく弾きたかったんですが、レッスンでそれだと寂しい感じになっちゃうからともっと明るい音でしっかり出すよう言われました。
この曲、練習曲のように右手が難しくて、なかなか速度が上がりません。

ピアノの個性ありますよね。
ヤマハの時は気を付けないとカツーンとした硬い音になってしまうので注意が大変でしたが、今のピアノは苦労せず柔らかい音が出ます。それは嬉しいけど、逆に言えばオンショクを変えにくい楽器なのか?よそで弾くときに自分でオンショクを変えることが難しくなるのか?とちょっと思ったりしています(;´∀`)