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シューベルトの冬の旅のピアノ連弾演奏会

昨日は楽しみにしていた演奏会でした。

やまねこ交響楽団さんの青木菜穂子さんと、

やまねこ交響楽団さんのパーカッションを担当している方とのお二人による別ユニット、「やまねこ室内楽団さん」の、

シューベルトの歌曲「冬の旅」の全曲演奏会だったのです。

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(カラスが主人公について来る曲があるためか、カラスが!)



冬の旅について、こんな記述をネットで見つけました。

歌曲王シューベルトの三大歌曲集と言えば、いわずとしれた『冬の旅』、『美しき水車小屋の娘』、『白鳥の歌』ですが、その中でも『冬の旅』は特に人気が高いですね。レコーディングも昔から数多く行われてきました。
これより4年前に作曲された『美しき水車小屋の娘』と同じ、ドイツの詩人ヴィルヘルム・ミュラーの詩集によりますが、『水車小屋』が若者の希望に満ちた旅立ちから始まり、甘い恋と失恋を経て、最後の自殺までを描いた作品だったの対し、『冬の旅』では最初から失恋した若者が登場します。彼は追い払われるように街を出て、さすらいの旅を続け、そして慰めとしての「死」を求めゆくという、はなはだ絶望的な作品です。
この当時、シューベルト自身も梅毒に感染してからは健康が回復する見込みもなく、次第に死について考えるようになっていたのは間違いありません。
『冬の旅』は全部で24曲から成りますが、初めに作曲されたのは前半の12曲です。というのはミュラーの詩集が初め出版されたのもその前半分だけだったからです。完成後にシューベルトは友人たちの前でこの12曲を自分で歌いましたが、その音楽の暗さに皆が驚いたそうです。
シューベルトはその後、詩集の続編の存在を知り、後半の12曲を完成させました。但し彼の生前に出版された楽譜は前半のみです。
全24曲では非常に長い作品にもかかわらず、暗い曲調が連続するために、聴いていて楽しくなることはありません。人によっては聴くのが最も苦痛な作品かもしれません。にもかかわらず、この作品には悪魔に(死神に?)引き寄せられるがごとき強烈な魔力(魅力?)が有ります。
この作品が聴き手にとってどのような位置を占めるかは聴き手自身に委ねられますが、これだけ広く愛聴されている事実は、やはり誰しもが決して逃げることのできない「死」という大きなテーマに向き合っているからかもしれません。
全体を覆う暗闇の中にも、うっすらと光が見える「菩提樹」「春の夢」「郵便馬車」など数曲にはとても心が癒され、それが束の間の夢のような幸せに感じられます。



演奏はピアノ連弾なので歌の部分もピアノです。

ですがパンフレットもあったし、おそらくYouTubeに配信されるであろう歌詞付き画像もテレビ画面に映し出されていて、こういうことを言ってるのかと把握しながら聴くことができました。

確かに、どこまでも暗い歌詞、暗い曲調が、延々と続くのです。ときには胸をえぐられるような怖さもある。なのに、歌い方?伴奏の盛り上げ方?弾き方?なんだかわからないけど楽しめて、歌い手さんが4人いるかのような感覚にもなって、全曲があっという間でした。そして確かに菩提樹が何とも言えずよかったです。

伴奏でシューベルト炸裂。そこでそう来るか?みたいな転調が多い。プリモだけセコンドだけも聞きたい、それだけで十分楽しめるだろうなあと思いました。シューベルトはあの魔王を書いた人ですからね~彼の闇のような部分もしつこさも、わたしは好きなんです。闇ですらひきつける。だからこそ美しさが際立ち刹那的で天国的。

以前、やはりお二人による水車小屋の娘をYouTubeで観ましたが、YouTubeとはまるで違う!正直、ここまで違うとは思ってなくてびっくりしました。動画って伝えきれないんだな、生ってこんななんだ、と。

生の良さは、弾き方を目の前で見れることでもありました。

特に合図をするわけでもなくすっと同時に弾き始め、息がぴったりと合っていました。連弾はわたしも何度もやっていますが、何度も練習できればいいけど、それはなかなか難しく、どうしたらこう弾けるんだろうと思いながら見ていました。

あと手元。特にセコンド側の手元が画面にアップで写されていたのですが、小さな手で無駄な動きが全くない。力みがないのが伝わりました。これまた、どうしたらこう弾けるのかと(笑)




それから、会場の調度品や演出など、空間全体がおしゃれで素敵でした。

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終わってから弾かせていただいたピアノは大変弾きにくく、お二人はさっきどうしてあんな風に弾けたのかと不思議でなりませんでした。




そうそう、ご一緒したお友達たちと、行く前にランチをして、終わってからお茶をしたのが、これまた楽しかったです。はっきり言うと、演奏会と同じくらいにランチを楽しみにしていました(笑)

ランチはなんとステーキ!

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ピアノトークはもちろん、濃い話もできて、次の弾きあい会の相談もできて、充実したひと時に。

今日の演奏会の影響もあって、次の弾きあい会ではシューベルト枠を設けることに、急遽決まりました(笑)

わたしはセレナーデの連弾をすることに!(曲までも決まりました!)

早速今日、楽譜もいただきました!(これまた感謝しかない!)




さあて、家事はひと段落したし、ブログも書いたし、練習練習♪

お読みくださった方、ありがとうございました(´∀`*)








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ジル
2023.12.03 Sun 15:44

私もこちらにもコメントを。
昨日はご一緒していただき、楽しいひと時を共有してくださり、本当にありがとうございました。
冬の旅、そんなに絶望的な作品だったとは…。正直、もちろん悲しみ、辛さ、鬱々とした感じもありましたが、それと同じぐらい、美しく優しく癒されるところが強く印象に残りました。本当にあっという間で、もっともっと聴いていたかったです。

素敵な演奏会はもちろん、ランチ&お茶でのおしゃべりもとっても楽しかったです。
皆さんとご一緒させていただいたから、何倍も楽しく充実した1日になったと感じています。

またどうぞよろしくお願いいたします!^^

ねこぴあの

ジルさんへ

ねこぴあの
2023.12.04 Mon 15:18

ジルさん、先日はご一緒してくださりありがとうございました^^
本当に、演奏会だけじゃなくランチ等があったから楽しみが倍になりました。おかげさまです♪
こそこそ声でパンとか、コート間違えそうになるとか、水だけでケーキを食べようとするとか、色々楽しかったです(笑)
演奏そうなんですよね。陰鬱とした曲のはずなのに、そして実際そうなのに、面白かったんですよね。楽器も珍しいから余計なのかな?会場の空気感も加味されていたのかな??
こちらこそ、今後とも末永くよろしくお願いいたします^^