人前演奏の効能
そのあと本番のよさを知って現在に至るのだが・・・・
その2年半を考えてみても、やっぱり人前演奏は大切だなあと思う。
この場合の人前演奏は、発表会などの本番だけじゃなく、ブログなどに演奏をアップすることも含めて。
なぜか?
理由その1、目標ができる
人前にさらすからにはできるだけミスをしたくないと思う。
できるだけいい恰好をしたい(服装じゃなくて)、もしくは自己満足で、できるだけよく弾こうと努力する。
その2、期限ができる
SNS投稿にしたって、延々と同じ曲を弾くわけにもいかない。
完成なんてないのだから、つきつめていったらきりがない。
発表会はちょうどいい「きり」になる。
その3、はりができる
目標ができることは、イコールはりができること。
目標に向かって頑張ること自体が、充実してることだと思う。
その4、若さを保つ
ピアノを弾く人は、なぜか若い人が多い。
人前で弾くことは、緊張を伴う。
舞台で弾くとなると、すっぴんで頭ぼさぼさでジャージというわけにはいかない。
心臓の音が聞こえるほどの緊張を、普段の生活で味わうことはピアノ以外にわたしはほとんどない。
何よりボケ予防になると思う・・・・・そうあってほしい(笑)。
その5、度胸がつく
緊張すれば普段通りに弾けない。
発表会なんて普段の7割弾けたら御の字だと思う。
発表会などではなくても、動画アップしまくって慣れている人は別かもしれないが、たいていのひとは録画録音では普段通りには弾けないのではないだろうか。
自分の中の見栄にも、頑張ってもできない限界にも気が付き、開き直る。
舞台に立ったら暗譜が落ちようが泣きたくなろうが、自分でなんとかするしかない。
開き直っているつもりでも本番でやらかしたら落ち込む。
そうやって強くなっていく。
自分なりのメンタル対策もだんだん作られていく。
その6、同志に出会える
発表会やサークル・オフ会などへ行けば、緊張している仲間が必ずいる。
ピアノは基本一人だけど・・・・やっぱり同じようなひとがいるのはほっとする。
リアルじゃなくてもいいと思う。
音源をアップすれば誰かの目に留まる。
続けていたら、きっと同じようなひとに出会えるだろう。
もっとあるような気もするけど、もう眠くて頭が回らなくなってきたので、このへんで(笑)