ベトナム旅行記その4
へたなのに何を考えてるんだだの、許可が下りず、弾いていいかと従業員の方に聞くことすらできず。
そんなわたしに、神様が(?)チャンスを!!
街中にピアノ屋さんを発見してしまったのです!

東洋ピアノ・・・????きいたことあるようなないような・・・・。
ええ~~~~行くの~~~?誰も聴きたい人いないんだけど・・・などと文句を言われつつ、中に。
アポロ、アトラスといったピアノがずらり。
外から見える一番いいところにスタインウェイが一台。
店の奥にヤマハやカワイのピアノ。
めずらしいので、アポロとアトラスを弾いてみました。
といっても、楽譜はあるわけなく、覚えている曲といえば、モツソナ331の1楽章。それからだいぶ怪しい幻想即興曲。
調律してるの???と思うような、弾きにくい感じでしたが・・・・
それ以上に、暗譜がかなり怪しいことに愕然。
幻想にいたっては、中間部まですらたどりつけず、右も左も指が動かない!
横で無理やり聴かされた姉妹からはへたくそ・・・などとつぶやかれ・・・・ええ、弾いている真っ最中にです・・・・。
ホテルに戻ってからも、わたしのピアノがいかに下手かという話になるほどでした。
そんなん言うなら一回弾いてみ?とは言いませんでしたよ。思ったけど(笑)。
あまりに弾けなくて落ち込み、ラウンジのを弾かなくて本当によかったと思いました。危ない危ない。
こんなに下手なのにめげずにピアノが大好きで、うまいひとたちに混じって練習会に参加するなど、これはもう一種の才能じゃないかとすら思いました。
旅行中残念だったのが、聖母マリア教会に入れなかったこと。

日曜日にはミサをやっているとのことで、パイプオルガンとかあるかもと期待もあり、入ってみたかったのですが、時間に間に合わず。
翌日、ミサはやっていなくてもいいからと、入れる時間に行ってみたのですが、何やら中でやっており、けんもほろろな感じでやはり入れず。そういえば別の外国に行ったときに教会に入れた姉妹によると、一緒に讃美歌まで歌っても、最後のキリストの血と肉らしい飲み物と食べ物は仏教徒だからという理由でもらえなかったとか。なかなか厳しいですね。
余談ですが、街中のお店にあるマネキンがなかなかすごかったです。
子供のマネキンのはずなのにやたら厚化粧で頭部がものすごく大きいとか、髪の毛ぼさぼさだとか、服のセンスとか、シャツから乳首がとがってるとか(マネキンにわざわざ乳首を・・・)。
写真をとればよかった~~と後悔していたら、空港にいました、いました、マネキンが(笑)
これはそのなかのひとつ、頭部は適した大きさで、もっと高いレベルのマネキンを撮れなくて悔やまれます。

最後の夜は飛行機泊でしたが、ものすごく辛かったです。
行きよりも足元スペースが狭いうえに、トイレがすぐ横。
とても眠れたもんではありませんでした。
チケットをとるときに、トイレから離れた席かを眠るつもりのときは確認したほうがいいことを学習しました。って、次はいつ飛行機で寝るのか・・・10年後かも。
おかげで帰る日の疲労は半端なかったです。
空港からのバスがどんなに快適に思えたことか。
自宅に戻ると、いつもの汚くてぼろい我が家でしたが、ものすごくほっとしました。
お土産を家族に渡すと、夫は特に喜んでいませんでしたが、子供はすごく喜んでくれて何より。
夕食もいつもの普通のおかずでしたが、おいしかった。
やっぱり日本がいいですねえ、ピアノも弾けるし(笑)
余談ついでに・・・
333ビールで、モーツァルトのk333を思い出したのは言うまでもありません。