じたばたと、しかし地道に。
今日からまた、ベートーヴェンのソナタ1番1楽章の練習に戻りました。
右手の単音スタッカートペダルなしのpで始まる曲なんですが、出だしから恐ろしくむき出しの曲だなあとつくづく(;´▽`A
右手もああでもこうでもないしてましたが、
なんといっても今の最大の課題は、
2拍子にすること、左手をきちんとはめること、です。
え?そこ??!とか驚かないでください、これが現実です。
気持ちが高ぶって自然とテンポをあげたくなるのを抑えて、両手で弾きたいのを抑えて、あえてのゆっくり&片手練習です。
ゆっくりでも弾けないのに速く弾けるわけあるかーーーーい!!
ミスしまくってたら音楽じゃないんだよーーー!
・・と思うのは、
昨日、サークル発表会の自分の動画を見ていて、ふと思い立って過去のサークル発表会の動画を見たからなのです。
その中のショパンの別れの曲を見て、唖然としました。
最難関部の音抜けとミスがはなはだしい、汚いにもほどがある。
弾きたいのは分かるけど、これってどうなの??!ヽ(;゚;Д;゚;; )
常々、速くて汚いならゆっくりでもきれいにと先生が言っていますが、まさに「速くて汚い」状態。
それならばと気をとりなおして、去年の幻想即興曲を聴いたところ、
「ゆっくりで丁寧だけど何を言いたいか分からない演奏」
・・・・・・・・・・・( ;∀;)
でもいいのです。
大人の趣味ピアノなんて開きなおらなくちゃやっていけません。
最初の年よりははるかによくなっている、ならいいとします。
ベトソナ1番を弾いていると、
「こう弾きたい」がどんどん湧いてきます。
いつもどの曲でも感じる、「わたしが出したいのはこんな音じゃないのよぉぉぉぉ!」状態です。
特に一番好きな95小節からなんか、どうしたらちゃんと響くピアニッシモが出るのか、試行錯誤です。
今すぐ先生にうちにきてもらいたい、ええ、今すぐです!なう!です。
ユーチューブをふらついていたら好きな演奏を見つけました。
特に95小節からのあたりが、わたしの気持ちとぴったり一致しているような気がします(向こうは大迷惑)。
この方、初めて知りました。どんな人なんでしょう。