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バッハ:ヴァイオリンソナタ第4番BWV1017

ピアノ弾きってやどかりみたいだ。

ふと思いついたこの考えが我ながら的を得ているような気がした。

やど(ピアノ)がないと生きていけない。

やどかりは確か成長とともにやどを変えていく。

わたしは中年になってピアノを再開した時最初は中古のキーボードだった。

鍵盤が足りないのでその後中古で電子ピアノを買った。

それで満足できず、やはり中古でアップライトを買った。

現在は古いグランドピアノがある。他にはアップライトも電子ピアノもない。



今日はピアノが弾けなかった。

ピアノも重要だけど、同じくらい重要なことがあったからだ。

まったくピアノを弾けないと何か忘れ物をしたかのよう。

やどのないやどかりは落ち着かない。

下手なのにな・・・と自分に苦笑い。



夜は新しい出会いがあった。

そこで出会った演奏に心惹かれた。

バッハ:ヴァイオリンソナタ第4番BWV1017

ヴァイオリンはユーディ・メニューイン、ピアノはグレン・グールド。



すっかり気に入ってしまって、繰り返し聴いた。

明日はたくさん弾けますように。





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2 Comments

porte  

こんばんは

わたしはグールドファンなので、しつこいくらいにグールドを取り上げてしまいます。
情熱的に弾く演奏を聴くと、なんだか恥ずかしくなってしまって。
アルゲリッチは凄いのだけど、坦々と弾く演奏が好きです。
でも、この演奏はグールドの良いところが出ていますね。
メニューインだから、態度がよかったのでしょう。若いグールドと話し合い、音楽を和解しあった作品でしょうね。わたしもとても気にいっている映像です。

2015/12/21 (Mon) 22:12 | EDIT | REPLY |   

ねこぴあの  

porte さんへ

情熱的な演奏よりも淡々としていて熱いほうがわたしも好きです。
メニューインという方をはじめて知りました。
porte さんの語り口がとても気に入っています。
今ハイドンを聴かせていただいていますよ。

2015/12/21 (Mon) 23:25 | EDIT | REPLY |   

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