「シューマンショック」
ピア友さんの言葉なので、真意はもしかしたら間違っているかもしれないが、今まさにわたしは「シューマンショック」の真っただ中。
生まれて初めてシューマンを、シューマンのアラベスクの譜読みをしているところ。現在、合計7ページ中の4ページの最後まで。楽譜はヘンレのピース、東京に行ったとき、上野楽器で購入。

なぜピースなのかというと、今後もシューマンを弾くかどうか、やってみなけりゃ分からなかったから。
まだ途中まででの感想だけど・・・・
ペダルをどうせ使うのに、なんでこんなに保持しなくちゃ~~ならんのか??
保持がわかりにくい、一定のパターンのとっかかりをつかむまで時間がかかる。
ハ長調??ほんとにハ長調??なんかそんな感じしないんだけど・・・。ていうかハ長調の曲って珍しいよね、かえって戸惑う。
指番号、ほんとにこうなの??これ、ありえなくない??無理だし。届かないし。アクロバットだし。
届かないところはあきらめて、できるとこまでやるのか?それとも、できるところももうちょっと適当でもよくないか?
繰り返し多くない?ここまで繰り返す必要あるの??
楽譜を見ながらゆっくり音をだしているのに、迷子率高いぞ?なんでだ?
シューベルトの即興曲90の1の譜読みをしたとき、シューベルトって粘着質??!!しつこいんだよ!!!とか思ったけど(シューベルトは好きです、特に90の1は大好きです)、シューマンはなんだかわからないけどちょっとだけ似たようなものを感じるぞ。
でも種類が違うんだよな・・・シューマンはなんていうかもっとこう・・・・いやらしい感じ??わざと複雑にしてるというか。
なのにどういうことか、えもいわれぬ(こういう表現でいいうのか?)音の響きに、やられる・・・・・。
木がわんさか生い茂る森の中。
木が高すぎて密度が濃すぎて地面にほとんど日が差さない中、ところどころ、思いもかけず見たこともない美しい花を見つけるような。そこには神様がさしているかのように光がかかっているような。
しかし、これは・・・・じみ~~~~~な曲です。
響きに無頓着な人が弾いたら、なんということのないつまらない曲かも。
そんな気がします(お前はどうなんだとかのつっこみはなしでお願いします)。
しかも、「聴いた感じより譜読みがめんどくさい」という噂は本当でした。
じゃあどういうひとがシューマンにはまるのかな?
ちょっと興味がありますね・・・・。