全力の左手と問題のある右手
なめらかに弾けない左手を改善しているところ。
先生に言われるまで気が付かなかった、音が大きくなりやすい(特に音が下降するときに)指のところを、もんのすごく気を付けて聴いていると、なるほど確かにでこぼこしている。
手元を見ながら弾いていると、左手小指の打鍵の仕方にも問題があり、指くぐりの時にもくずれやすいことがわかりました。
それで、右手で左手のパートを弾いてみて、びっくりしました。
驚くほど、歌えているのです!!!(もちろん、自分比ですよ)
分かってはいたけど、ここまで差があるのかと、愕然としました。
なんで右手のように歌えないんだろう??
同じように脳内では歌っているのに。
ほんとに微妙な細かい動作が意のままにならないから?
ものすごくもどかしい。
右手の奴はツェルニーの練習のときもよく、左手パートの見本になります。
左手はいつだって右手の足を引っ張っています。
前は謙虚で卑屈だった左手は、最近はなんと逆ギレ気味です。
努力してもなかなか改善できずイライラするようです。
「・・・・・俺だって全力だし。お前と違って、俺は利き手じゃないし。お前に俺の苦労がわかるかよ。」
今のところ右手は逆ギレされてもおとなしく?黙って左手に付き合っています。
「・・・・わたしだってあんたしかいないのよ・・・・。」そう言いたいのをぐっとこらえているようです。
そんな右手ですが、なぜか装飾音のときに余計な力みが入ってしまい、いまだにうまく弾けません。
「・・・わたしだって、問題が山積みなのよ・・・・・あんたの見本になってる場合じゃないんだから・・・みんな一緒なのよ・・・。」
右手は右手なりに、片手練習をしてるようです。
・・・・・なんだかこれって、
ピアノのレベルの違う人同士みたいですねえ。
昨日の左手のみの録画↓(記録用)