音質ってなんだ
オンシツとオンショク
少し前に、数年ぶりに複数の方のピアノ演奏を聴かせていただける機会があった。
皆さんさらにうまくなって、素敵な演奏で、今もピアノを弾いていることも、とても嬉しかった。
ブログなどのSNSを通じて、たくさんの?大人のアマチュアの方の演奏を聴かせていただける機会もある。
それで、ちょっと考えていることがある。
その人のピアノの質、みたいなものって、そんなに変わらないのかもしれない・・・と。
もちろん、年数かけて練習していればみんなうまくなる。
わたしだって、ピアノを弾き始めた頃と今とでは音の出し方がきっと違うんだろう(当時の音源がないのが残念なところ)。
・・・でも、なんていったらいいのか・・・・
そのひとらしさ、みたいなもの?
言葉にうまくできないんだけど・・・
特徴??
そういうのって、あるのかもしれないなあって、思うのだけど、どうなんだろう?
この人のピアノが好き、この人のピアノはあんまり・・・・
そういう、聴く人が感じる好みって、そこにあるんじゃないのかなあ?
だとしたら、
この人はなんか好きとか、この人はなんか嫌いとか、人同士には理屈じゃない好き嫌いがあるように、
ピアノにもあるんじゃないのかなあ??
それが、音質、というやつなのかなあ??
ピアノが上達するということは、
ただ単に音を正確に並べられるということだけじゃなくて、
音質も上達するのだとしたら、
とある仲良しの人同士がいたとして、
どちらかの精神レベルが上昇したときに二人がかみ合わなくなる時があるように、
ピアノでも長い付き合いの過程では、
聴く耳が変わって、離れていく人もいるのかなあ??
人の価値観が変わったときに、言動も行動もだいぶ変わったように見えても、なかなか普段は人に見せない根っこのようなものって、あると思うんだよなあ。
それが、その人の持っている、元々の音質なのかなあ??
ただ単に音が並んだ演奏を聴いてるんじゃないんだよ。
ピアノを弾くって、さらけ出すことなんだよなあ・・・。